三上博史さん、深津絵里さん、そして演出、蜷川さんの舞台です。
これもwowowで放送されたもので
やっと観ました。

許されざる罪、犯してはならないこと、
そんなことは
本当にあるのだろうか
神の教えに背くことって・・・
この結末は悲劇なのかそれとも救いなのか・・・。
純粋な美しさと
汚されてゆく美しさ
何か透明な狂気に持つ美を感じました。
このドロドロの中でわたしは
なんとなくピュアな残酷さを感じました。

ヨーロッパの戯曲は
英米文学の時間にチラッと学んだことがありますが
台詞が多い気がします。
一言で済むことを
何行にもして、言葉にのせてゆく。
なんとなくお経にも似ている気がします。
まくし立てるというのか
その言葉に魂を乗せる。
役者さんにとっては骨の折れることだと思います。
でも
そのはき出される言葉と一体になった時の
快感はきっと悦なんだろうと思う。

蜷川さんってやっぱり凄いなぁって思ってしまう。

蜷川さんと北村一輝さんの来年の舞台も
wowowで放送してくれないかなぁ・・・。

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