お祭りだけど・・・。

今夜は町のお祭り。
あまり乗り気ではない。
人がわいわい楽しそうにしているのは好きだ。
文句は何もない。

問題はわたし個人にある。
120％いや350％くらい自分中心の我が侭な意見をいうと
自分が愛情を抱けない相手が回りにいる空間がとにかく嫌だ。
その一言につきる。
生理的嫌悪と感性や価値観の違いからくる受け入れがたい拒絶の念といってもいい。
そしてわたしは憎しみを抱き、復讐にいそしんでいる。
そう、これは全て復讐。
反抗をして怒りをぶつけたほうがよほどすっきりするのだろうけど
そんなことしても相手の受ける打撃はわたしの受けた傷ほどにはならない。
目には目を、歯には歯をじゃないと、いや、それ以上じゃないと気が済まない。
ただ、生まれて、ただ、育てられ・・・。
心も体も病んでいる。
アンバランスな生き方をしている。
非常に痛い生き方だと思う。

自分の事に対して真剣に向き合うこともせず
全てを自分以外の何かのせいにして
自分だけが不幸の中で生きてきた。
本当の自分の心の闇にも気づかずに・・・。
大人になれてないのに
惰性で大人になってしまい
そのことに疑問さえ持っていない。
自分は立派に生きてきた。
そんな人たちにわたしは育てられた。
大人が嫌いになり、
心には乗り越えなければならない傷ができた。

たとえそれが言い訳でも、
わたしの本心はここにある。
愛を知らない人たちの愛のまねごとの中で生きてきた。
だからきっとわたしは愛をしらない。
愛されることも、愛することも。
憎しみは何も生まない。
それは知っている。
だけどわたしは憎しみを抱いて生きてきた。

不幸。
だけど、そんな自分だけど
今日もあなたが幸せであるようにと想う人がいる。
せめてあなただけは・・・。
そう想う人がいる。