久しぶりに心底泣ける映画に出逢った気がします。
ただただサトウキビを刈るだけな話なのに心に浸みます。
「くたくたになるまで働いて寝れば朝が来るんだ。」
そう、人は無心になって体を動かしているとき、言いようもない心の解放を得るような気がします。
泳ぎの下手なわたしが25mプールを必死で往復しているときはまさに無心です。ただ、前へ進むことを、泳ぎ切ることを考えているだけです。そうしているとなんだか気分が良くなって、軽くなっていきます。そんな開放感がたまらなく好きです。
そんなことを想いながら淡々と過ぎていくお話を観ながら蒸し暑い部屋での午後は過ぎていくのです。
そう、深呼吸しよう。
両手を空に向けて
ゆっくり深呼吸しよう。
言葉には出来ないことは
そのままで
一つだけ
大きく深呼吸しよう。
そうしたら
そのまま一歩踏み出してみよう。
気が付けば
昨日とは違う場所にいるのだから。
終わらないことなど無いのだから。
そう。
思いっきり深呼吸しよう。
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