パッション

2005年9月10日 映画
DVD 東宝 2004/12/23 ¥4,725

キリスト受難のお話です。

わたしはある一つの宗教を強く信仰しているわけでも、キリスト教への深い理解があるわけでもありません。
ごくごく、教養としての範囲での理解にしか過ぎません。

ただ、この映画を観て
祈ることと願うことは違うこと
群となった人の心の危うさ
そして愛というものについて深く考えさせられました。

人は変わることなく遙か昔から同じ過ちを繰り返しながら生きている。
そんな気がします。
だからこそ、伝えていかなければいけないことがある。
人として本来のあるべき姿。
理想像。
それがいつしか生きる指針となってゆく。
そんな気もします。

見ていると言葉が出ません。
わたしがそこにいたらどちらの人間になっているのだろう。
そんなことも考えました。
わたしは許せるだろうか。
そして
全てを受け入れられるだろうか。
祈れるだろうか。
そんな重い問いを投げかけられている感じがします。

見るべき映画ではないでしょうか。

愛とは何か
誰が問う
そして
誰が答える
その先に
何が見えるのだろうか
救いはあるのだろうか
誰が知る
誰も知らない
ただそこに
ある愛を感じ
ただあなたを愛し
そして許すこと
祈ること
いつの日か
わかるのだろうか
それさえもわからない
そこにいるのは彼だった・・・

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