結婚とは

高校生の頃、保健体育の授業で先生が
「結婚とは」
という質問をした。
むろんわたしは
「人生の墓場」
そう答えた。

結婚ってなんだかよく分からない儀式みたいな感じがするし、社会的便宜から籍を入れて、しかもなんで全然関係のないお役所に報告して、登録されて、夫婦にならなきゃいけないの？？なんでそんなふうに認められなきゃいけないの？？二人の気持ちの問題でしょ。という感情的なものにさらにお互いの親や親戚やらなんだらかんだらと意味もなくつながりが出来て・・・。
そんなイメージとそれまで幸せな結婚というものを知らないで生きてきたので無理もない答えなのです。
そして結婚なんてしたくない！！と思い続けてきたわけです。

しかし、最近、結婚してみたい病なわけです。

その理由は
いいお年頃になりきっと本能的に遺伝子を残したいという欲求が強くなっているんだと思います。
まだまだわたしも模範的な社会的動物なわけです。
それに単純にあのウエディングドレスを着て、一日だけでも綺麗になってみたいのです。モデルさんとかでも無い限り意味無くウエディングドレスは着れませんから・・・。
あとは、好きだと思える人と共に暮らすなんていうのも悪くないかなって最近、思うようになったもので・・・。
だったら同棲でもいいのではって感じなんですが、その延長線上に結婚っていうものがある二人なら、とりあえず結婚してみてもいいかなぁって感じです。
契約結婚みたいに3年ごとに更新するとかってのもいいと思います。

それに、結婚は嫌いだって言う割りには結婚してないのでその実態は分からないわけです。
教師と学校が嫌いだからと教育実習に行き、その世界をあらためて感じて、やっぱり嫌だと納得したわたしとしては一回くらい結婚してみるのも悪くないと思うのです。

好きな人と一緒に時を過ごす。
お互いに成長できる。
それは凄く素敵な事だと思います。
それを結婚と言うのならやっぱりしたいです。
理想的なのは
もう長年連れ添ってきた相手が最期に二人が一緒にいた証として結婚、つまり籍を入れる。
それが理想的です。

とりあえず今のところ結婚の予定もないので一人、妄想中です。
「この人が好きだ！」
そう誰かに思ってもらえるような魅力的な女性になることを目指します。