本日の詩

2006年4月16日 ポエム
・キャプテンのいない
 その船は
 夜明け前の港を
 水平線のずっと向こうにあるらしい
 宝の島へ旅立った
 見送る人もいない
 静かな港をあとにした
 その船は
 霧の中へと消えていき
 風と一緒に
 あてもなく
 舵の赴くまま
 広い広い海の上を
 旅して歩くのだろう
 そしていつか
  僕を迎えに来てくれるだろう
 だから信じている
  だから待っている
  キャプテンは僕だから
 ここから冒険が始まるから…

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