本日の詩

2006年9月15日 ポエム
死という言葉を
僕は白い紙の上に何度も書く
たやすく口にはできないけれど
僕はまるで
使い慣れた人のように
死という言葉を書く
いったいどんなものだろう
痛いのだろうか
苦しいのだろうか
それとも
安らぎや
幸せがあるのだろうか
死という言葉を
僕は白い紙の上に何度も書く
普段は決して口にはしないけれど
僕はまるで
すべてを知っている人のように
死という言葉を書く
いったい何のためだろうか
自分のためだろうか
それとも
僕の知らない
誰かのためだろうか
死という言葉を
僕は白い紙の上に何度も書く
どこで覚えたのか
思い出せないけれど
僕はまるで
昔から知っている人のように
死という言葉を書く

*最近、詩をUPしていませんでした。
 反省。
 本日の詩は数年前の自分の心の叫びのような気がします。
 この詩もまさにそう。
 苦しくて苦しくて
 それでも何か意味を見つけたくて
 そんな時間の葛藤を
 今、改めて読み返してみると
 大きく変わった部分と変わらない部分の狭間で
 自分は生きてきたんだなぁと
 しみじみ思ってしまいます。

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