超バカの壁

2006年10月14日 読書
ISBN:4106101491 新書 養老 孟司 新潮社 ¥714

なるべく物事はいろいろな角度から捉えて
いろいろ自分の頭で考えてそれで判断しよう。
そんな姿勢で自分の周りの世界と向き合っているつもりです。

けれどまだまだ修業が足りません。
まだまだ自我が抜けきれません。

養老先生の本を読んでいると
頭がことのほか疲れます。
いろんなことを考えるからです。
けれどそれがたまらなく好きだったりします。

わたしが養老先生の存在を知ったのは
脳の働きについて興味を持ち始めたのがきっかけです。

大学で日本語教授法を勉強しているうちに
第二言語、外国語習得の分野に興味を持ち、
いろいろ調べていくうちに
心理学、応用言語学へと片足を突っ込んで
最終的に辿り着いたのが脳の働きと言うわけです。
それまでは完全に科学的思考なんていうのかしら?
そんな理論だった考えができないというか
受け付けない人間でしたが
脳の働きを知れば知るほど自分がこれまで抱いていた疑問が
驚くほど解消されるという感じになり
今でもよくはわかっていないであろうと思われる内容の本でも
なんかあると読んでしまうなんて妙な結果になったのです。

そこで登場したのが養老先生なのです。
TVで脳のお話をされていたのでビックリでした。
実は以前、虫取りを楽しんでいる
養老先生のお姿をあるTV番組で見ていたので、
虫好きのおじさんだとばかり思っていました・・・。

そんなわけで本など読むようになったのです。

養老先生と呼ぶのは別に
わたしが個人的にお世話になったわけではないのですが
(前にも書いた気がするけど)
いろいろ学ぶべき情報を持っている方だからです。

考え方や考えることを教えてもらっているような気がします。
この本も
あぁ、そうゆう考えもあるのだ。
それじゃ、わたしはどうだろう。
そんなふうに読んでいけるのです。

読み終わると一つ賢くなった気がするのが
なんだかおかしいです。

今度は是非、虫のお話で本を出していただきたいと思うのでした。

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