ヒストリアン・II

2006年11月26日 読書
ISBN:4140054948 単行本 高瀬 素子 日本放送出版協会 ¥1,785

対「ダヴィンチ・コード」な本というイメージが
強い気がしますが
同じノリで読んでいくと苦労するかも。
「ダビンチ・コード」にあった謎解きのスリリングさは
ないと思います。
ひたすらに文字を追っていく。
まさにヒストリアンたちが辿った道を
自分でも辿るような追体験がこの本では出来ます。
だから、ひたすらに読み進めるしかないわけです。
そんな本です。

この本を読んでいると
無性に大学の図書館なんかにでむいて
自分でいろいろこの本に登場する時代や人物について
調べてみたくなるのです。
なにか自分でも発見が出来るのではないか。
なんてことを思わせてくれる本です。

とは言っても
この本を読むときには
まず、この本を、この物語を信じられるかっていうのが重要だと思います。
まぁ、どの本を読むときもそうですが
その世界観に入り込めるかってのが大事なポイントなわけで・・・。

わたしが映画にするならこっちですね。
なんてことをふと思ったり。
ちょっと、夜中に目が覚めてなんとなく怖くなったり。
なんてヒストリアン気分に浸ったり・・・。

キリスト、ドラゴンの次はどんな面白い小説が出てくるのやら。
なんてことをちょっと楽しみに。
あっ、わたしは楽しみに待つより
こんな面白い物語を書けるようにならなければ!!
邪馬台国の秘密?それとも義経伝説?いやいや、聖徳太子とか?
それともアーサー王伝説にあらたな新風を・・・。
もっとさかのぼってピラミッドがいいかしら。
いやいや、ここはもっとドラキュラやキリストを掘り下げてみて・・・。
なんて空想は尽きないわけなのです。

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