クラッシュ

2007年3月25日 映画
DVD 東宝 2006/07/28 ¥3,990

この映画を観ていると
胸が痛くなります、けれどその先に
何か光のようなものを感じます。

単に、アメリカの人種差別の問題を呈している映画として観ると
それだけの話しになってしまうような気がします。
この映画にはそれ以上の
何か人間の業のような
逃れられない定めのような
そんなものを感じずにはいられない何かを感じます。

救われる人
救われない人
それぞれの過ち
そして定め

「ミリオンダラーベイビー」の時も感じましたが
ポール・ハギス監督は何か人の根底にあるもの
宗教や文化、人種と言ったものを超えた奥深くにある原点の
ようなものを知っている人ではないのでしょうか。
だから、深く重く痛いものであってもどこか光を感じられる。
そんな作品になるのではないでしょうか。

この作品に
わたしは美しさを感じました。
それは
人の持つ輝きだと信じたいです。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索