「ねぇ、この空の色はずっと青い色なの?」
「えっ?」
「わたしの記憶がなくなる前も青かったのかなぁって思って。」
「少なくとも僕が見てきた空は青かったよ。」
「そうなんだ。ずっと青かったんだ。」
「そう、500年くらいは青かったよ。だからこれからも青いはずだよ。」
「あなたって一体・・・。」
「僕はこうみえても500歳なんだよ。
たとえ、君が何も覚えていなくても、僕は君のことをずっと昔から知っているんだ。だから心配しなくてもいいよ。」
「ずっとわたしの側にいたの?」
「君と出逢ってからはずっとね。」
「わたしたちはいつ出逢ったの?」
「残念だけれど初めの出逢いは覚えていないんだ。」
「どうして?」
「ずっとずっと昔のことだからなぁ。」
「500年以上前ってこと?」
「そうだろうね。気がついたときには僕は君の側にいたんだ。」
「そんなの嘘でしょ。」
「信じてくれなくてもいいよ。」
「どうして?」
「これから君の記憶が続く限り僕は君の側にいるからそれでいいんだ。」
「また、忘れてしまうかも。」
「かまわないよ。君が僕を忘れるたびに僕は君と出逢えるし、僕の中には想い出が増えてゆくんだから。」
「寂しくないの?」
「この寂しさも含めて君が好きだから平気だよ。」
ふと描きたくなった昼下がりの会話。
ここから小さな物語が始まってゆく
やっぱり書いているときが幸せなんだと実感。
「えっ?」
「わたしの記憶がなくなる前も青かったのかなぁって思って。」
「少なくとも僕が見てきた空は青かったよ。」
「そうなんだ。ずっと青かったんだ。」
「そう、500年くらいは青かったよ。だからこれからも青いはずだよ。」
「あなたって一体・・・。」
「僕はこうみえても500歳なんだよ。
たとえ、君が何も覚えていなくても、僕は君のことをずっと昔から知っているんだ。だから心配しなくてもいいよ。」
「ずっとわたしの側にいたの?」
「君と出逢ってからはずっとね。」
「わたしたちはいつ出逢ったの?」
「残念だけれど初めの出逢いは覚えていないんだ。」
「どうして?」
「ずっとずっと昔のことだからなぁ。」
「500年以上前ってこと?」
「そうだろうね。気がついたときには僕は君の側にいたんだ。」
「そんなの嘘でしょ。」
「信じてくれなくてもいいよ。」
「どうして?」
「これから君の記憶が続く限り僕は君の側にいるからそれでいいんだ。」
「また、忘れてしまうかも。」
「かまわないよ。君が僕を忘れるたびに僕は君と出逢えるし、僕の中には想い出が増えてゆくんだから。」
「寂しくないの?」
「この寂しさも含めて君が好きだから平気だよ。」
ふと描きたくなった昼下がりの会話。
ここから小さな物語が始まってゆく
やっぱり書いているときが幸せなんだと実感。
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