おそらくわたしは「ヒトリジョウズ」な人の部類にはいるのだろう。
まぁ、小さい頃から、とにかく独りなのだ。
とはいっても本人は一人の自覚なし。
だから寂しいとか心細いとか
そんな気持ちも持たず、当たり前のように大きくなったので
別段、独りを苦にせず生きている。

そんなわたし、
最近、ふと思ったのです。

人の輪の中に入りたくても入れないで独りな人
人の輪の中に入りたくなくて入らない独りな人
そして
人の輪の中が窮屈で外れてしまった独りな人
人の輪の中も外も出入り自由な独りな人
人の輪を作ってはそこから出て行く独りな人
人の輪の中にいるのになぜか独りな人
などなど
独りな人には沢山のタイプがいる。

わたしはどうだろう?
人の輪ってやつに入ったことがあるだろうか。
よくよく考えてみると
わたしの人の輪っていうのはわたし中心に回ってなくて
いろんなところで勝手に輪になったりしている。
おまけに自分の輪なのにわたしは気まぐれで中に入ったり、出たりしている。
水の波紋みたいだ。

記憶力の悪いわたしは
すぐに名前を忘れてしまう。
筆不精のわたしは
すぐに連絡を絶ってしまう。
おまけに
来るもの拒まず、去るもの追わず。
あれこれ干渉はしない。
基本的に相手の空気感で懐くか懐かないかは決まってしまう。
そして
野良猫のように
好きなときに旅立って行く。

でも知っている
出会いには意味があることを。
その出会いもわたしの中では100年単位ぐらいでも全然かまわない。
またどこかで逢いましょう。
なんてことをさよならの時に思っている。
そして
新しい出会いに遠い昔の約束を感じてみる。

そんなわけで
ずっと独りと振り返ってみると
わたしにはわたしなりの人の輪ってやつがあったりする。
つまり常に一人ではなかった気がする。
だから
独りでも楽しく笑っていられる。

そう、独りは楽しい。

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