コミュニケーションを考える。

最近の迷惑メールのタイトルが
どうも面白みが無い。
去年辺りは、笑ってしまうような
突っ込みどころ満載の面白タイトルだったのに
最近は芸が無い。面白みゼロのタイトルが多い。

あんなのに釣られるのがいるのだろうか？
なんて思う。
しかし、大量に送られてくるということは
その言葉に乗っかる人がけっこういるんだろうなぁ。

日本語の乱れや国語力の低下がうたわれて久しいけれど
だれかこの迷惑メールのタイトルから検証してくれないかしら？

わたしは子供の頃から作文が好きで
挙句の果てには小説の出版までしてしまったのだから
結構な筋金いりだと思うけれど文章を書くことに抵抗は無い。
けれど周りには文章を書くのが苦手な人が多いような気がする。

伝えたいビジョンがはっきりと本人の中にあるのならば
書くことも伝えることも頭を抱えるほど難しいものではないと思うのはわたしだけなのかしら？
別に美しい文章じゃなくてもいいのだ。
丁寧に自分の伝えたいことを伝えるだけなのだから。
でも、それが難しいと思う人が増えているんだろうなぁ。

書き方を知らないのか
書くべきことが全くないのか

いずれにしろコミュニケーションをとって生活をしていかなければいけない人間には大きな問題だと思う。
卒論を代筆してくれるビジネスまで登場してくるあたり日本人の国語力というか、コミュニケーション能力は危機的なのではないでは？なんていらぬ心配をしています。

とはいうものの
書けばいいっていうものでもないんですよね。
伝えられる。理解できる。
この二つのバランスってすごく大事だと思います。

意見や想いといった考えがないと
言葉は綴れないし受け取れないものです。

つまりこれは国語力というより思考力の問題じゃないかと思ったりもします。

頭はとことん使って生きるものです。
なんてことをふと思うのでした。