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2007年12月14日 言葉
傾く月を眺めながら歩いてみた。
冬枯れの木々が
静かにたたずんでいる。

公園には
もう人の気配は消え
ただ静寂が
ブランコをそっと通り抜けてゆく。

胸によぎるのは
寂しさと孤独と
ほのかな温もり

僕はいったいどこへ向かうんだろう。
僕はいったいどこから来たんだろう。

誰もが抱く疑問の渦の中で
迷いながら
道を探している。

いつものことなのかもしれない。
よくあることなのかもしれない。

ただ
言葉にできない
想いの中で
今日もふと気がつくことがある。

とりあえずは生きている。

きっと明日は何事もなくくるだろう。
そして
また僕は躓くだろう。
そして
また僕は泣くだろう。

そのときはまた月を見上げて思うだろう。

吐く息が白くなってゆく。

ほんの一瞬の帰り道。

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