一歩、また一歩

2014年8月25日 日常
自分の周りの日常は
変わりなく
楽しいことも嫌なことも
それなりに巡っては
日々が流れている。

けれど
ちょっと視野を広げてみると
心が痛くなるようなことが
起きていて
なんだか
無力の自分を痛感する。

災害は
あっという間に
いろんなものを
飲み込んで
しれっとして
通り過ぎる。
大きな爪あとは
時に
心までえぐってしまう。
人間の弱さと強さを
実感する瞬間。

地球全体のことを考えると
きっと
地球のバランスを地球自体がとっているのだろうけれど
人間からしてみれば
たまったもんじゃない。

「失う」ってすごく苦しい。

けれど
どこかで
自分の身に起きている
体調不良のほうが
しんどいと思っていたりもする。
人なんて勝手なもので
自分の身に起きていないことは
意外とうまく処理してしまう。
想像したって限度がある。
深いところで失くしてしまったものは
気丈さで見えないように
隠されてしまう。

ただ、いえることは
どんなになろうと
生きること。
歯を食いしばってでも
生きること。
辛くても生きること。

高校生のころ、
校長先生が
夏休み前にかならず
「死なないでください。」と
生徒を送り出していた。
その当時は
笑って流していたけれど
生きるって本当に難しい。
死なないでいるって奇跡的なことなのかもしれない。
今はそう思う。

どうもうまく言葉にはできないけれど
久しぶりに体調が悪い。
なんとも力が出ない。
起きているのが辛い。

でも
自分にできることは
今の自分を生きること。

一歩
また
一歩と
そうやって
生きていくこと。

静かに心の中で
祈ること。

安らかに
そして
一日も早く穏やかな日々が訪れることを。

黙祷。

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