ISBN:4101025037 文庫 芥川 龍之介 新潮社 ¥300
ちょっと頼まれて
「蜘蛛の糸」を大きな字で見やすくして欲しいとのことで
パソコンでカタカタと打ち込んでいました。
そんなわけで、久しぶりにこの「蜘蛛の糸」を読んだわけですが
入力していくうちにふと
なんて美しいんだろうと思ったわけです。
自分の文ではなく誰かが書いた文を書き写すというのは
非常に勉強になります。
自分のクセや、その作者のクセなんかもわかったり、
さらにはテクニックなどもわかったりと
いいことだらけなのですが
改めてこの「蜘蛛の糸」にわたしは感動したのです。
こんなふうに幻想的で美しく、それでいて酷いそんな質感のある文章は時を越えますね。
パソコンで文字を入力していて
鳥肌が立ちました。
そして、全然関係ないのですが
小学生の頃、芥川龍之介が好きだと言っていた友人を思い出しました。
あの頃は、何の気なしに聞いていた彼女の言葉ですが
今、思うと、彼女の感受性はかなり凄かったんだなぁと思います。
だって、わたしはドラゴンボールに夢中でしたから(笑)
その彼女、卒業文集に書いていたとおり27歳で結婚です。
やはりただものではないですね。
機会があれば、この点も踏まえてGairl’s talkをしてみたいものです。
なんて芥川龍之介に感心ばかりもしていられません。
わたしはわたしで
素敵な文章を書けるようにしなければいけないのです。
当面、彼を超える描写を目指し
日々是修業なのです。
ちょっと頼まれて
「蜘蛛の糸」を大きな字で見やすくして欲しいとのことで
パソコンでカタカタと打ち込んでいました。
そんなわけで、久しぶりにこの「蜘蛛の糸」を読んだわけですが
入力していくうちにふと
なんて美しいんだろうと思ったわけです。
自分の文ではなく誰かが書いた文を書き写すというのは
非常に勉強になります。
自分のクセや、その作者のクセなんかもわかったり、
さらにはテクニックなどもわかったりと
いいことだらけなのですが
改めてこの「蜘蛛の糸」にわたしは感動したのです。
こんなふうに幻想的で美しく、それでいて酷いそんな質感のある文章は時を越えますね。
パソコンで文字を入力していて
鳥肌が立ちました。
そして、全然関係ないのですが
小学生の頃、芥川龍之介が好きだと言っていた友人を思い出しました。
あの頃は、何の気なしに聞いていた彼女の言葉ですが
今、思うと、彼女の感受性はかなり凄かったんだなぁと思います。
だって、わたしはドラゴンボールに夢中でしたから(笑)
その彼女、卒業文集に書いていたとおり27歳で結婚です。
やはりただものではないですね。
機会があれば、この点も踏まえてGairl’s talkをしてみたいものです。
なんて芥川龍之介に感心ばかりもしていられません。
わたしはわたしで
素敵な文章を書けるようにしなければいけないのです。
当面、彼を超える描写を目指し
日々是修業なのです。
ISBN:4104689033 単行本 荻原 浩 新潮社 ¥1,890
お話の内容が好き。
登場人物のキャラクターが好き。
お話全体の流れや構成が好き。
著者さんが好き。
などなど
本を好きになる理由は様々です。
わたしがこの本を好きなのは
一文一文の表現が凄く素敵だからです。
荻原さんの作品は初めて読むのですが
読んでいて小躍りしたくなるような
表現が満載なのです。
わたしは自分の書く文章のクセとからしさを
いまいち掴みきってはいないのですが
漠然と自分が目指しているものと
荻原さんの文章は近いものがあります。
今の段階では
わたしの中で文句なしの完成形とでもいうのかしら。
いや、でも
これを完成形にしちゃいけないんですよ。
わたしはこの文を超える文を書かなければいけないんです。
なんて
気を引き締めてみたりもしています。
お話の内容もわたしは好きです。
主人公のワタルと似たような感性で育ったわたしは
どこか懐かしさを感じる作品でもありました。
一文一文の表現が好きなんてふうに思った本は
初めてかもしれないです。
その文が表している意味ではなく、描く情景ではなく
まさに文そのもの。
人で言うのなら
その性格ではなく外見、容姿といったものが
本当に楽しい。
そんな感じを受ける文なのです。
無駄なく、それでいて作られた感じのしない自然体。
こうゆう気分って
好きな人とデートしている時の
気持ちと似ているのかなぁ。
なんだか嬉しくてしょうがない。
いいときにいい本に出会えた気がしています。
お話の内容が好き。
登場人物のキャラクターが好き。
お話全体の流れや構成が好き。
著者さんが好き。
などなど
本を好きになる理由は様々です。
わたしがこの本を好きなのは
一文一文の表現が凄く素敵だからです。
荻原さんの作品は初めて読むのですが
読んでいて小躍りしたくなるような
表現が満載なのです。
わたしは自分の書く文章のクセとからしさを
いまいち掴みきってはいないのですが
漠然と自分が目指しているものと
荻原さんの文章は近いものがあります。
今の段階では
わたしの中で文句なしの完成形とでもいうのかしら。
いや、でも
これを完成形にしちゃいけないんですよ。
わたしはこの文を超える文を書かなければいけないんです。
なんて
気を引き締めてみたりもしています。
お話の内容もわたしは好きです。
主人公のワタルと似たような感性で育ったわたしは
どこか懐かしさを感じる作品でもありました。
一文一文の表現が好きなんてふうに思った本は
初めてかもしれないです。
その文が表している意味ではなく、描く情景ではなく
まさに文そのもの。
人で言うのなら
その性格ではなく外見、容姿といったものが
本当に楽しい。
そんな感じを受ける文なのです。
無駄なく、それでいて作られた感じのしない自然体。
こうゆう気分って
好きな人とデートしている時の
気持ちと似ているのかなぁ。
なんだか嬉しくてしょうがない。
いいときにいい本に出会えた気がしています。
ボロボロになった人へ
2007年2月3日 読書
ISBN:4344003314 単行本 リリー・フランキー 幻冬舎 ¥1,470
この本に激しい何かを求めてはいけない。
体温の低いまま読んでみるのがいい気がする。
なんとなく
ここに登場する主人公たちは
誰の心にもある
ちょっとした情けなさの化身。
そんな気がする。
奥田さんの「ララピポ」を読んでいて思い出しました。
お二人の作品とも
えぐさをオブラートに包んで
どこか優しさに転換しているような
そんな気がします。
器用に生きたいと思いがちで
そこへむかって一生懸命な人々だけれど
不器用だっていいじゃない。
生きているんだからさ。
なんて言われているような
そんな感じの本だと思います。
なんだか
おでんくんに会いたくなる
そんな気分です。
この本に激しい何かを求めてはいけない。
体温の低いまま読んでみるのがいい気がする。
なんとなく
ここに登場する主人公たちは
誰の心にもある
ちょっとした情けなさの化身。
そんな気がする。
奥田さんの「ララピポ」を読んでいて思い出しました。
お二人の作品とも
えぐさをオブラートに包んで
どこか優しさに転換しているような
そんな気がします。
器用に生きたいと思いがちで
そこへむかって一生懸命な人々だけれど
不器用だっていいじゃない。
生きているんだからさ。
なんて言われているような
そんな感じの本だと思います。
なんだか
おでんくんに会いたくなる
そんな気分です。
ISBN:4163223401 単行本 吉村 萬壱 文藝春秋 ¥1,200
わたしはどうゆうわけか
エグイ内容の本を好んで読む。
落ちた人間
落ちてゆく人に
興味があるのだろうか。
そんな人々の話を読んで
自分の置かれている状況に安心したいのだろうか。
とにかく
自分の中でくすぶる
ダークなドロドロした部分を刺激される
本を求めてしまう。
実はこの本は二度目になる。
借りてくるまで
その表紙を開くまで
内容だけではなく読んだことすら忘れていた。
読んでいくうちに思い出した。
一度目に読んだときは
この崩壊したグダグダの男と女の世界を
否定することはなかった。
けれど今回は
背中のあたりがむずむずしてくるような
気持ち悪さを感じてしまった。
そう、今のわたしは
ドロドロした沼に片足を突っ込んでいないのだ。
自分をぐちゃぐちゃに壊してしまいたい
衝動に囲まれていないのだ。
黒い影に追いかけられていないのだ。
だから
この本の世界が
哀れでバカに見える。
そしてわたしはふと思う。
こんなグダグダな男に出会わないけれど
いい男にも出会わない。
読み終えてほっとした。
感激はないけれど
このエグさを
わたしは間違いなく体内に持っている。
だから
書いているんだろう。
きっと同じだ。
小説なんてそんなものかもしれない。
わたしはどうゆうわけか
エグイ内容の本を好んで読む。
落ちた人間
落ちてゆく人に
興味があるのだろうか。
そんな人々の話を読んで
自分の置かれている状況に安心したいのだろうか。
とにかく
自分の中でくすぶる
ダークなドロドロした部分を刺激される
本を求めてしまう。
実はこの本は二度目になる。
借りてくるまで
その表紙を開くまで
内容だけではなく読んだことすら忘れていた。
読んでいくうちに思い出した。
一度目に読んだときは
この崩壊したグダグダの男と女の世界を
否定することはなかった。
けれど今回は
背中のあたりがむずむずしてくるような
気持ち悪さを感じてしまった。
そう、今のわたしは
ドロドロした沼に片足を突っ込んでいないのだ。
自分をぐちゃぐちゃに壊してしまいたい
衝動に囲まれていないのだ。
黒い影に追いかけられていないのだ。
だから
この本の世界が
哀れでバカに見える。
そしてわたしはふと思う。
こんなグダグダな男に出会わないけれど
いい男にも出会わない。
読み終えてほっとした。
感激はないけれど
このエグさを
わたしは間違いなく体内に持っている。
だから
書いているんだろう。
きっと同じだ。
小説なんてそんなものかもしれない。
ISBN:4087744000 単行本 東野 圭吾 集英社 ¥1,995
ドラマを最初に見ていたので
読みやすかったです。
知らないで読んだら
かなりやりきれなかったかも・・・。
今日は久しぶりに雪が降りました。
田舎の冬はそれはそれは寒々としています。
かといって
雨の日の曇り空とは違って
雪の反射で明るいのです。
この世に一人取り残されるような
悲壮感に溢れています。
そんな人が通らない道に佇んでふと思うのでした。
白夜とはどんな感じなんだろう。
絶望の淵はきっと真っ暗闇ではなく
こんなふうに白い光に包まれて
どうしようもないものなのかもしれない。
なんてことをふと思うのでした。
ドラマを最初に見ていたので
読みやすかったです。
知らないで読んだら
かなりやりきれなかったかも・・・。
今日は久しぶりに雪が降りました。
田舎の冬はそれはそれは寒々としています。
かといって
雨の日の曇り空とは違って
雪の反射で明るいのです。
この世に一人取り残されるような
悲壮感に溢れています。
そんな人が通らない道に佇んでふと思うのでした。
白夜とはどんな感じなんだろう。
絶望の淵はきっと真っ暗闇ではなく
こんなふうに白い光に包まれて
どうしようもないものなのかもしれない。
なんてことをふと思うのでした。
ISBN:4103534184 単行本 村上 春樹 新潮社 ¥1,470
作家さんの力量に関係なくわたしには
好きなタイプと苦手なタイプの作家さんがいることに
最近、気がついた。
そんなの誰でもあるだろうといわれるとそれまでなのだけれど、
わたしは今まで比較的、ジャンルも作家さんもこだわらず
面白いと感じそうなものを読んできたと思っていたから
このことに気づくのがちょっと遅かったのかもしれない。
おまけに語れるほど本は読んでいないし・・・。
悪くない。
面白い。
むしろ凄いのだと客観的には思う。
けれど
わたしには苦手なのです。
そう、わたしは夏目漱石さんと村上春樹さんが苦手です。
わたしの想像力がたりないのか
理解力が足りないのか
なんでか興奮しない。
なにが悪いわけじゃない。
読んでいると凄いとさえ思う。
わたしには書けないものなのだけれど・・・。
前からそんな予感がしていたので
読んだことがなかったのです。
図書室で手に取っても
借りたことはなかったのです。
でも、食わず嫌いかなぁなんて思って
手始めに短編集などと思って借りてはみたのだけれど・・・。
きっとこの本は村上さんにしてみれば軽いのだと思う。
それもあくまで推測なのだけれど
初めて読むにはいい本なのだと思う。
だから最後まで読めたのだけれど
なにかしっくりこない。
わたしの人生経験の幅の狭さかなぁ。
まだまだ大人になっていないのかなぁ。
結局、頭を抱えてしまった。
きっとあと20年くらいしたらわかるのかもしれない。
わたしが描こうとしていない世界なのかもしれない。
もしかしたら
こともあろうに嫉妬をしているのかもしれない。
ともかく、
ありそうでなさそうな不思議なお話が詰まっているのです。
けれど、わたしはそのすべてが普通に思えてしまう。
感性は恐ろしい。
そんなことをふと思いながら頭を抱えるのでした。
やはり、まだまだ修業が必要です。
作家さんの力量に関係なくわたしには
好きなタイプと苦手なタイプの作家さんがいることに
最近、気がついた。
そんなの誰でもあるだろうといわれるとそれまでなのだけれど、
わたしは今まで比較的、ジャンルも作家さんもこだわらず
面白いと感じそうなものを読んできたと思っていたから
このことに気づくのがちょっと遅かったのかもしれない。
おまけに語れるほど本は読んでいないし・・・。
悪くない。
面白い。
むしろ凄いのだと客観的には思う。
けれど
わたしには苦手なのです。
そう、わたしは夏目漱石さんと村上春樹さんが苦手です。
わたしの想像力がたりないのか
理解力が足りないのか
なんでか興奮しない。
なにが悪いわけじゃない。
読んでいると凄いとさえ思う。
わたしには書けないものなのだけれど・・・。
前からそんな予感がしていたので
読んだことがなかったのです。
図書室で手に取っても
借りたことはなかったのです。
でも、食わず嫌いかなぁなんて思って
手始めに短編集などと思って借りてはみたのだけれど・・・。
きっとこの本は村上さんにしてみれば軽いのだと思う。
それもあくまで推測なのだけれど
初めて読むにはいい本なのだと思う。
だから最後まで読めたのだけれど
なにかしっくりこない。
わたしの人生経験の幅の狭さかなぁ。
まだまだ大人になっていないのかなぁ。
結局、頭を抱えてしまった。
きっとあと20年くらいしたらわかるのかもしれない。
わたしが描こうとしていない世界なのかもしれない。
もしかしたら
こともあろうに嫉妬をしているのかもしれない。
ともかく、
ありそうでなさそうな不思議なお話が詰まっているのです。
けれど、わたしはそのすべてが普通に思えてしまう。
感性は恐ろしい。
そんなことをふと思いながら頭を抱えるのでした。
やはり、まだまだ修業が必要です。
ISBN:4751514318 大型本 ジャン・ジオノ あすなろ書房 ¥1,680
前から書こうと思っていたのだけれど
書けなかった作品です。
わたしはこのお話が大好きです。
一人の人間として
この物語の登場人物、エルゼアール・ブフィエ氏のことが
わたしはどうしても忘れられません。
この人は本当に凄い人なんです。
圧倒的な精神と魂の逞しさを備えた人と言うのでしょうか
感動で
涙が出てきてしまうほど
凄い人なのです。
中学校か小学校の頃に国語の授業で出会って以来
強烈な印象を残している作品です。
この作品の他に
レイチェル・カーソンの「沈黙の春」も
わたしになぜか強烈な印象を残しています。
こちらは
高校の英語の授業で出会ったのですが
この時も相当な衝撃を受けた記憶があります。
普段は学校嫌いなわたしですが
こんな出会いもあったわけで
こうゆうお話にもっと触れる機会を
大人は子供に
そして大人自身に
与えていくことを止めてはいけないかなぁって
思ったりしています。
よいものに触れことで
心は豊かになっていくのだと
あらためて実感です。
前から書こうと思っていたのだけれど
書けなかった作品です。
わたしはこのお話が大好きです。
一人の人間として
この物語の登場人物、エルゼアール・ブフィエ氏のことが
わたしはどうしても忘れられません。
この人は本当に凄い人なんです。
圧倒的な精神と魂の逞しさを備えた人と言うのでしょうか
感動で
涙が出てきてしまうほど
凄い人なのです。
中学校か小学校の頃に国語の授業で出会って以来
強烈な印象を残している作品です。
この作品の他に
レイチェル・カーソンの「沈黙の春」も
わたしになぜか強烈な印象を残しています。
こちらは
高校の英語の授業で出会ったのですが
この時も相当な衝撃を受けた記憶があります。
普段は学校嫌いなわたしですが
こんな出会いもあったわけで
こうゆうお話にもっと触れる機会を
大人は子供に
そして大人自身に
与えていくことを止めてはいけないかなぁって
思ったりしています。
よいものに触れことで
心は豊かになっていくのだと
あらためて実感です。
ISBN:4140054948 単行本 高瀬 素子 日本放送出版協会 ¥1,785
対「ダヴィンチ・コード」な本というイメージが
強い気がしますが
同じノリで読んでいくと苦労するかも。
「ダビンチ・コード」にあった謎解きのスリリングさは
ないと思います。
ひたすらに文字を追っていく。
まさにヒストリアンたちが辿った道を
自分でも辿るような追体験がこの本では出来ます。
だから、ひたすらに読み進めるしかないわけです。
そんな本です。
この本を読んでいると
無性に大学の図書館なんかにでむいて
自分でいろいろこの本に登場する時代や人物について
調べてみたくなるのです。
なにか自分でも発見が出来るのではないか。
なんてことを思わせてくれる本です。
とは言っても
この本を読むときには
まず、この本を、この物語を信じられるかっていうのが重要だと思います。
まぁ、どの本を読むときもそうですが
その世界観に入り込めるかってのが大事なポイントなわけで・・・。
わたしが映画にするならこっちですね。
なんてことをふと思ったり。
ちょっと、夜中に目が覚めてなんとなく怖くなったり。
なんてヒストリアン気分に浸ったり・・・。
キリスト、ドラゴンの次はどんな面白い小説が出てくるのやら。
なんてことをちょっと楽しみに。
あっ、わたしは楽しみに待つより
こんな面白い物語を書けるようにならなければ!!
邪馬台国の秘密?それとも義経伝説?いやいや、聖徳太子とか?
それともアーサー王伝説にあらたな新風を・・・。
もっとさかのぼってピラミッドがいいかしら。
いやいや、ここはもっとドラキュラやキリストを掘り下げてみて・・・。
なんて空想は尽きないわけなのです。
対「ダヴィンチ・コード」な本というイメージが
強い気がしますが
同じノリで読んでいくと苦労するかも。
「ダビンチ・コード」にあった謎解きのスリリングさは
ないと思います。
ひたすらに文字を追っていく。
まさにヒストリアンたちが辿った道を
自分でも辿るような追体験がこの本では出来ます。
だから、ひたすらに読み進めるしかないわけです。
そんな本です。
この本を読んでいると
無性に大学の図書館なんかにでむいて
自分でいろいろこの本に登場する時代や人物について
調べてみたくなるのです。
なにか自分でも発見が出来るのではないか。
なんてことを思わせてくれる本です。
とは言っても
この本を読むときには
まず、この本を、この物語を信じられるかっていうのが重要だと思います。
まぁ、どの本を読むときもそうですが
その世界観に入り込めるかってのが大事なポイントなわけで・・・。
わたしが映画にするならこっちですね。
なんてことをふと思ったり。
ちょっと、夜中に目が覚めてなんとなく怖くなったり。
なんてヒストリアン気分に浸ったり・・・。
キリスト、ドラゴンの次はどんな面白い小説が出てくるのやら。
なんてことをちょっと楽しみに。
あっ、わたしは楽しみに待つより
こんな面白い物語を書けるようにならなければ!!
邪馬台国の秘密?それとも義経伝説?いやいや、聖徳太子とか?
それともアーサー王伝説にあらたな新風を・・・。
もっとさかのぼってピラミッドがいいかしら。
いやいや、ここはもっとドラキュラやキリストを掘り下げてみて・・・。
なんて空想は尽きないわけなのです。
人生を癒す月の力―すべての魂は幸運へと続いている
2006年11月15日 読書
ISBN:4072532150 単行本 畔上 司 主婦の友社 ¥1,575
この装幀の月にひかれて借りてきました。
ペーパーバックを読んでいるからいいかなぁって
思っていたのですが
ちょっとした用事で図書室のある建物に行ったもので
ついつい、
書きかけの小説もあるんだけどなぁと思いつつ
「ヒストリアン」もちゃっかり借りてしまったわたし。
わたしが本を読みたくなるのも月の影響かしら?
なんて思ってしまいました。
なんでもわたしは秋の新月期に生まれているそうです。
完璧主義者らしいです。
なるほどです。
多面的らしいです。
なるほどです。
ピカソとかベートーヴェンとかチャーチルとかと一緒らしいです。
新月期の人は月の影響を受けやすいそうです。
わたしが生まれた1979年11月20日は新月の次の日らしく
その影響もわりかし強く受けちゃうかもなんて思います。
けど、なるほど
月が好きなのはそのせいなのでしょう。
満月を見て
なんだか月へ還りたくなるのは
新月生まれだからなのでは。
なんて一人でいろいろ勘ぐっています。
なんかもっと月の力の神秘を書いているのかと思いきや
非常に実践的(?いや、こうゆうのは具体的っていうんだと思う)な内容でした。
お肌のお手入れや、ダイエットの開始時期など
お月様の満ち欠けに合わせて説明されています。
のんびりとリラックスして月を見ながら
明日の計画を立てるのもいいかもしれませんね。
この装幀の月にひかれて借りてきました。
ペーパーバックを読んでいるからいいかなぁって
思っていたのですが
ちょっとした用事で図書室のある建物に行ったもので
ついつい、
書きかけの小説もあるんだけどなぁと思いつつ
「ヒストリアン」もちゃっかり借りてしまったわたし。
わたしが本を読みたくなるのも月の影響かしら?
なんて思ってしまいました。
なんでもわたしは秋の新月期に生まれているそうです。
完璧主義者らしいです。
なるほどです。
多面的らしいです。
なるほどです。
ピカソとかベートーヴェンとかチャーチルとかと一緒らしいです。
新月期の人は月の影響を受けやすいそうです。
わたしが生まれた1979年11月20日は新月の次の日らしく
その影響もわりかし強く受けちゃうかもなんて思います。
けど、なるほど
月が好きなのはそのせいなのでしょう。
満月を見て
なんだか月へ還りたくなるのは
新月生まれだからなのでは。
なんて一人でいろいろ勘ぐっています。
なんかもっと月の力の神秘を書いているのかと思いきや
非常に実践的(?いや、こうゆうのは具体的っていうんだと思う)な内容でした。
お肌のお手入れや、ダイエットの開始時期など
お月様の満ち欠けに合わせて説明されています。
のんびりとリラックスして月を見ながら
明日の計画を立てるのもいいかもしれませんね。
WITHOUT MERCY
2006年11月14日 読書Jack Higgins著のペーパーバックです。
英文を読む時と日文を読む時とでは
絶対、脳の働きが違うと思うわけです。
だって、分かってるんだか、分かってないのか
本人の自覚なしに面白いのです。
ハラハラしながら読んでいるってことは
わたし、分かってるんでしょうか?
いや、完全に言語で理解と言うよりは
視覚で理解している模様。
読んでいると広がる情景。
映画を観ているようです。
大量に英文を読むのは慣れてないので
地味にコツコツ読んでいきます。
とは言っても、
続きがめちゃくちゃ気になる〜。
英文を読む時と日文を読む時とでは
絶対、脳の働きが違うと思うわけです。
だって、分かってるんだか、分かってないのか
本人の自覚なしに面白いのです。
ハラハラしながら読んでいるってことは
わたし、分かってるんでしょうか?
いや、完全に言語で理解と言うよりは
視覚で理解している模様。
読んでいると広がる情景。
映画を観ているようです。
大量に英文を読むのは慣れてないので
地味にコツコツ読んでいきます。
とは言っても、
続きがめちゃくちゃ気になる〜。
ISBN:4106101491 新書 養老 孟司 新潮社 ¥714
なるべく物事はいろいろな角度から捉えて
いろいろ自分の頭で考えてそれで判断しよう。
そんな姿勢で自分の周りの世界と向き合っているつもりです。
けれどまだまだ修業が足りません。
まだまだ自我が抜けきれません。
養老先生の本を読んでいると
頭がことのほか疲れます。
いろんなことを考えるからです。
けれどそれがたまらなく好きだったりします。
わたしが養老先生の存在を知ったのは
脳の働きについて興味を持ち始めたのがきっかけです。
大学で日本語教授法を勉強しているうちに
第二言語、外国語習得の分野に興味を持ち、
いろいろ調べていくうちに
心理学、応用言語学へと片足を突っ込んで
最終的に辿り着いたのが脳の働きと言うわけです。
それまでは完全に科学的思考なんていうのかしら?
そんな理論だった考えができないというか
受け付けない人間でしたが
脳の働きを知れば知るほど自分がこれまで抱いていた疑問が
驚くほど解消されるという感じになり
今でもよくはわかっていないであろうと思われる内容の本でも
なんかあると読んでしまうなんて妙な結果になったのです。
そこで登場したのが養老先生なのです。
TVで脳のお話をされていたのでビックリでした。
実は以前、虫取りを楽しんでいる
養老先生のお姿をあるTV番組で見ていたので、
虫好きのおじさんだとばかり思っていました・・・。
そんなわけで本など読むようになったのです。
養老先生と呼ぶのは別に
わたしが個人的にお世話になったわけではないのですが
(前にも書いた気がするけど)
いろいろ学ぶべき情報を持っている方だからです。
考え方や考えることを教えてもらっているような気がします。
この本も
あぁ、そうゆう考えもあるのだ。
それじゃ、わたしはどうだろう。
そんなふうに読んでいけるのです。
読み終わると一つ賢くなった気がするのが
なんだかおかしいです。
今度は是非、虫のお話で本を出していただきたいと思うのでした。
なるべく物事はいろいろな角度から捉えて
いろいろ自分の頭で考えてそれで判断しよう。
そんな姿勢で自分の周りの世界と向き合っているつもりです。
けれどまだまだ修業が足りません。
まだまだ自我が抜けきれません。
養老先生の本を読んでいると
頭がことのほか疲れます。
いろんなことを考えるからです。
けれどそれがたまらなく好きだったりします。
わたしが養老先生の存在を知ったのは
脳の働きについて興味を持ち始めたのがきっかけです。
大学で日本語教授法を勉強しているうちに
第二言語、外国語習得の分野に興味を持ち、
いろいろ調べていくうちに
心理学、応用言語学へと片足を突っ込んで
最終的に辿り着いたのが脳の働きと言うわけです。
それまでは完全に科学的思考なんていうのかしら?
そんな理論だった考えができないというか
受け付けない人間でしたが
脳の働きを知れば知るほど自分がこれまで抱いていた疑問が
驚くほど解消されるという感じになり
今でもよくはわかっていないであろうと思われる内容の本でも
なんかあると読んでしまうなんて妙な結果になったのです。
そこで登場したのが養老先生なのです。
TVで脳のお話をされていたのでビックリでした。
実は以前、虫取りを楽しんでいる
養老先生のお姿をあるTV番組で見ていたので、
虫好きのおじさんだとばかり思っていました・・・。
そんなわけで本など読むようになったのです。
養老先生と呼ぶのは別に
わたしが個人的にお世話になったわけではないのですが
(前にも書いた気がするけど)
いろいろ学ぶべき情報を持っている方だからです。
考え方や考えることを教えてもらっているような気がします。
この本も
あぁ、そうゆう考えもあるのだ。
それじゃ、わたしはどうだろう。
そんなふうに読んでいけるのです。
読み終わると一つ賢くなった気がするのが
なんだかおかしいです。
今度は是非、虫のお話で本を出していただきたいと思うのでした。
運のつき 死からはじめる逆向き人生論
2006年10月9日 読書
ISBN:4838714602 単行本 養老 孟司 マガジンハウス ¥1,050
こっちを読んでいて気がつきました。
失礼ながらわたしは養老先生タイプだと・・・。
わたしはいわゆる理科系人間ではないのですが
このおじさんの語りっぷりを
自分の中でひたすらに考えてみると
思い当たるのです。
そうなんだよ。と・・・。
歩んできた道は違えでも
行き着くところはそうなのです。
なんてこの年でそんなことを考えているわたしって
先生から言わせると
「くだらぬことを言わんで働きなさい!体を動かせ!」
と一喝されそうですが・・・。
わたしはまだ上手くは言えないのです。
わたしはまだそうは生きられないのです。
きっとこれからも考え続けて生きていくと思います。
けれど、養老先生だってそうだったのさと
思えば未来なんて人生なんて
いつどうなるか分からないもんです。
ほっほっほっってなわけです。
こっちを読んでいて気がつきました。
失礼ながらわたしは養老先生タイプだと・・・。
わたしはいわゆる理科系人間ではないのですが
このおじさんの語りっぷりを
自分の中でひたすらに考えてみると
思い当たるのです。
そうなんだよ。と・・・。
歩んできた道は違えでも
行き着くところはそうなのです。
なんてこの年でそんなことを考えているわたしって
先生から言わせると
「くだらぬことを言わんで働きなさい!体を動かせ!」
と一喝されそうですが・・・。
わたしはまだ上手くは言えないのです。
わたしはまだそうは生きられないのです。
きっとこれからも考え続けて生きていくと思います。
けれど、養老先生だってそうだったのさと
思えば未来なんて人生なんて
いつどうなるか分からないもんです。
ほっほっほっってなわけです。
ISBN:4121018192 新書 養老 孟司 中央公論新社 ¥735
「まともな人」の続編なのですが
「まともな人」が我町の図書室になかった。
わたしが探せなかっただけ?
けど、ここの図書室、無くて当たり前だからなぁ。
とりあえず
見つけられた養老先生の本、3冊のうちの1冊。
3冊同時に読んでいるので
どこでどの話題が出てくるのかわたしには答えられません(苦笑)
養老先生の話は読んでいると納得できるのです。
わたしが直感的に感じていることを
分かりやすく説明なさっているからです。
わたしの思考は養老先生に到底及ばず
「個性」を求められ育ったものですから
きっと、何を小娘が!なんて怒られそうですが
わたしの目指すところときっと同じなんだと思います。
わたしにとって養老先生は
失礼ながら
ただの虫好きなおじさん。なのですが
そのおじさんがいろいろと語ってくれるので
読んでいて面白いのです。
下手な自己啓発本なんかを読むよりは
ずっと笑える気がするのはわたしだけでしょうか?
養老先生はきっと
地に足をつけて歩いている人だと思います。
「まともな人」の続編なのですが
「まともな人」が我町の図書室になかった。
わたしが探せなかっただけ?
けど、ここの図書室、無くて当たり前だからなぁ。
とりあえず
見つけられた養老先生の本、3冊のうちの1冊。
3冊同時に読んでいるので
どこでどの話題が出てくるのかわたしには答えられません(苦笑)
養老先生の話は読んでいると納得できるのです。
わたしが直感的に感じていることを
分かりやすく説明なさっているからです。
わたしの思考は養老先生に到底及ばず
「個性」を求められ育ったものですから
きっと、何を小娘が!なんて怒られそうですが
わたしの目指すところときっと同じなんだと思います。
わたしにとって養老先生は
失礼ながら
ただの虫好きなおじさん。なのですが
そのおじさんがいろいろと語ってくれるので
読んでいて面白いのです。
下手な自己啓発本なんかを読むよりは
ずっと笑える気がするのはわたしだけでしょうか?
養老先生はきっと
地に足をつけて歩いている人だと思います。
ISBN:4840233616 単行本 有川 浩 メディアワークス ¥1,680
こんな世界あり得ない。
いや、あっちゃいけない。
とは認識するものの
どこか今の世界の縮図の縮図みたいな感じがしました。
設定からあり得ないのですが
つっこみどころ満載なのですが
それさえも気にならず
面白く読めます。
面白いです。
これ、舞台にしたら面白いかもしれないです。
ドラマや映画にするとものすごく失敗しそうな気がします。
なんとなくそんな気がします。
それはさておき
登場人物のキャラがどこか憎めない。
というか
続きが気になる。
どうなる郁ちゃん、どうする堂上!?
なわけです。
わたしはこうゆう小説は書けないです。
いや、書いてみようと思わない感じです。
というか普段、読まないジャンルだと思います。
でもでも、楽しい本でした。
そう、楽しい本なのです。
人間、一つのものを捉えるのにもこうも視点が違うのね。
なんてことを改めて実感です。
こんな世界あり得ない。
いや、あっちゃいけない。
とは認識するものの
どこか今の世界の縮図の縮図みたいな感じがしました。
設定からあり得ないのですが
つっこみどころ満載なのですが
それさえも気にならず
面白く読めます。
面白いです。
これ、舞台にしたら面白いかもしれないです。
ドラマや映画にするとものすごく失敗しそうな気がします。
なんとなくそんな気がします。
それはさておき
登場人物のキャラがどこか憎めない。
というか
続きが気になる。
どうなる郁ちゃん、どうする堂上!?
なわけです。
わたしはこうゆう小説は書けないです。
いや、書いてみようと思わない感じです。
というか普段、読まないジャンルだと思います。
でもでも、楽しい本でした。
そう、楽しい本なのです。
人間、一つのものを捉えるのにもこうも視点が違うのね。
なんてことを改めて実感です。
NHKラジオ英会話レッツスピークベストセレクション
2006年9月19日 読書
ISBN:4140394331 単行本 岩村 圭南 日本放送出版協会 2006/03 ¥2,625
最近、さっぱり英単語をUPしておりませんが
英語のお勉強はなんとかやっています。
中国語は完全放棄状態で情けないかぎりですが・・・。
あぁ、意志の強さが欲しいです。
さてさてお話は変わって
先月、札幌まで行って参加した講習の講師としていらしていて
岩村圭南先生。
わたし、それまでちょっとキザな英語の先生ってイメージだったのですがそれが全然違ってとってもチャーミングな方で
すっかり憧れの先生になってしまいました。
もう、かなり好きです(笑)
こんな先生に英語を習ったらきっともっと頑張ったのに
なんて言い訳をしているわたしです。
いや、ぶっちゃけ声フェチなわたし。
好きな声だったもので・・・。
それからラジオで英語のお勉強です。
この単純さ、自分でもびっくりするのですが
とりあえず、今のところは圭南先生の教えを目指して・・・
なんてわけでぼちぼちやっています。
体調が悪くてもなんとか15分、踏ん張っています。
さっぱり勉強できる気分じゃないのですが・・・。
毎日コツコツです。
そう、語学の道に終わりはないのです。
最近、さっぱり英単語をUPしておりませんが
英語のお勉強はなんとかやっています。
中国語は完全放棄状態で情けないかぎりですが・・・。
あぁ、意志の強さが欲しいです。
さてさてお話は変わって
先月、札幌まで行って参加した講習の講師としていらしていて
岩村圭南先生。
わたし、それまでちょっとキザな英語の先生ってイメージだったのですがそれが全然違ってとってもチャーミングな方で
すっかり憧れの先生になってしまいました。
もう、かなり好きです(笑)
こんな先生に英語を習ったらきっともっと頑張ったのに
なんて言い訳をしているわたしです。
いや、ぶっちゃけ声フェチなわたし。
好きな声だったもので・・・。
それからラジオで英語のお勉強です。
この単純さ、自分でもびっくりするのですが
とりあえず、今のところは圭南先生の教えを目指して・・・
なんてわけでぼちぼちやっています。
体調が悪くてもなんとか15分、踏ん張っています。
さっぱり勉強できる気分じゃないのですが・・・。
毎日コツコツです。
そう、語学の道に終わりはないのです。
ISBN:408747738X 文庫 奥田 英朗 集英社 2004/09 ¥650
すっかり奥田さんの作品が
お気に入り状態です。
ちょっと本の話ではないのですが
かなり気になることがあります。
我が町の図書室。
昔ながらの図書カード記入方式なのです。
で、かならず背表紙をあけると
貸し出した日付と名前を示すコードが書かれている
カードが糊付けされたポケットに入っているわけです。
どれくらいの人が借りているかと思い
なにげに見るわけです。
そして最近気が付いたことが一つ。
奥田さんの作品と恩田さんの作品他
なんとなく読書好きな方なら
分かると思いますが
そんな感じの系統の本を借りると
必ず同じコードの人物を発見するのです。
そして当たり前ですが
必ずわたしより先に読んでいるのです。
最近ではこれは読んでいるだろって本には
必ずそのコードを発見なわけです。
わたしは勝手に20代後半から30代前半の女性
ではなかろうかと想像しているのですが・・・。
ここまで読書思考が似ていると気になるわけです。
この東京物語も
わたしより先に読んでいるのです。
いったいあなたは誰?
と毎度、気になってしかたがないわけです。
わたしはその存在を知っているのに
向こうはまったく知らない。
なぜなら
向こうの方が先に読んでいるから。
これ、不思議な関係じゃないですか。
2,3本、ミステリーなんか書けそうですよ。
なんて
別に大したことじゃないかもしれないけれど
なんだか無性に気になるのでした。
すっかり奥田さんの作品が
お気に入り状態です。
ちょっと本の話ではないのですが
かなり気になることがあります。
我が町の図書室。
昔ながらの図書カード記入方式なのです。
で、かならず背表紙をあけると
貸し出した日付と名前を示すコードが書かれている
カードが糊付けされたポケットに入っているわけです。
どれくらいの人が借りているかと思い
なにげに見るわけです。
そして最近気が付いたことが一つ。
奥田さんの作品と恩田さんの作品他
なんとなく読書好きな方なら
分かると思いますが
そんな感じの系統の本を借りると
必ず同じコードの人物を発見するのです。
そして当たり前ですが
必ずわたしより先に読んでいるのです。
最近ではこれは読んでいるだろって本には
必ずそのコードを発見なわけです。
わたしは勝手に20代後半から30代前半の女性
ではなかろうかと想像しているのですが・・・。
ここまで読書思考が似ていると気になるわけです。
この東京物語も
わたしより先に読んでいるのです。
いったいあなたは誰?
と毎度、気になってしかたがないわけです。
わたしはその存在を知っているのに
向こうはまったく知らない。
なぜなら
向こうの方が先に読んでいるから。
これ、不思議な関係じゃないですか。
2,3本、ミステリーなんか書けそうですよ。
なんて
別に大したことじゃないかもしれないけれど
なんだか無性に気になるのでした。
エンド・ゲーム―常野物語
2006年9月5日 読書
ISBN:4087747913 単行本 恩田 陸 集英社 2005/12 ¥1,575
好きな作家さんは?
と訊かれて速答できないわたし。
「特にいないです。」と答えるわたし。
けれど
地味に恩田さんの作品は読んでいる。
ということは好きなのか・・・。
そのへんのところがわからない。
自分の感覚とは似ているという認識はあります。
だから読みやすい。
そんな感じです。
作風がどうだとか内容がどうだとかというよりも
わたしの場合
感覚で本を読んでいます。
だから好きか嫌いかじゃなく
読んだか読まないか。
なんてわけです。って本の話ししてないし・・・。
常野物語の完結編?なんですよね。
謎が謎のまま謎が謎になって
ようするにみんなそうゆうことだった。
そんな感じで受け取ることにしたのはわたしです。
好きな作家さんは?
と訊かれて速答できないわたし。
「特にいないです。」と答えるわたし。
けれど
地味に恩田さんの作品は読んでいる。
ということは好きなのか・・・。
そのへんのところがわからない。
自分の感覚とは似ているという認識はあります。
だから読みやすい。
そんな感じです。
作風がどうだとか内容がどうだとかというよりも
わたしの場合
感覚で本を読んでいます。
だから好きか嫌いかじゃなく
読んだか読まないか。
なんてわけです。って本の話ししてないし・・・。
常野物語の完結編?なんですよね。
謎が謎のまま謎が謎になって
ようするにみんなそうゆうことだった。
そんな感じで受け取ることにしたのはわたしです。
ISBN:4289002897 単行本 大高 利香 新風舎 2006/07 ¥1,365
あの・・・
本を出版することになりました。
これです。
ここで作家サンになりたいなんて
でっかい夢のはったりをかましてきましたが
取りあえず初めの一歩?です。
読んでいただければこれ幸いです。
一応、明日発売です。
あの・・・
本を出版することになりました。
これです。
ここで作家サンになりたいなんて
でっかい夢のはったりをかましてきましたが
取りあえず初めの一歩?です。
読んでいただければこれ幸いです。
一応、明日発売です。
ISBN:4087460371 文庫 乙一 集英社 2006/05 ¥480
映画よりいい感じがしますね。
それとも
映画を先に観たからなのか・・・。
ある部分で自分の根底と繋がっているような
妙な感覚を与えてくれる
なんて気がします。
といっても乙一さん、二冊目なのですが。
昨夜、非常に不機嫌きわまりない
状況に陥り
夜も眠ることができず
そのストレスで体調を崩したにもかかわらず
(わたし、やっぱりどっかおかしい・・・)
動悸はげしく心臓が痛くなった気がした。
謝罪の一言もないっていうのは
どうだろう・・・。
深夜だ。人が寝ているくらいわかるだろうが。
なんて暑いのに激しく怒っているたので
それを緩和してくれるような
作品でした。
が、しかしこの怒りは・・・。
大人の傲慢は本当にむかつきます。
わたしは嫌いです。
なんて想いを昇華すべく
わたしも小説を書かなければ。
そう、全ての想いを言葉にして・・・。
本作品中にかなり「おお!」と思った箇所がありました。
それはわたしの秘密♪
乙一さんに負けてはいられないのだ!
最近、文章が泳いでいる気がするわたしです。
映画よりいい感じがしますね。
それとも
映画を先に観たからなのか・・・。
ある部分で自分の根底と繋がっているような
妙な感覚を与えてくれる
なんて気がします。
といっても乙一さん、二冊目なのですが。
昨夜、非常に不機嫌きわまりない
状況に陥り
夜も眠ることができず
そのストレスで体調を崩したにもかかわらず
(わたし、やっぱりどっかおかしい・・・)
動悸はげしく心臓が痛くなった気がした。
謝罪の一言もないっていうのは
どうだろう・・・。
深夜だ。人が寝ているくらいわかるだろうが。
なんて暑いのに激しく怒っているたので
それを緩和してくれるような
作品でした。
が、しかしこの怒りは・・・。
大人の傲慢は本当にむかつきます。
わたしは嫌いです。
なんて想いを昇華すべく
わたしも小説を書かなければ。
そう、全ての想いを言葉にして・・・。
本作品中にかなり「おお!」と思った箇所がありました。
それはわたしの秘密♪
乙一さんに負けてはいられないのだ!
最近、文章が泳いでいる気がするわたしです。
ISBN:4103003510 単行本 奥田 英朗 新潮社 2005/11 ¥1,365
奥田さん=伊良部先生=松尾スズキさん
という図式がすっかりできあがって
キュートでラブリーな人なのである。
わたしはこの先、
実際の奥田さんに会い
ものすごいギャップを感じることがない限り
この図式は崩れない自信があります。
わたしこの本を読んで
ちょっと奥田さんと共通点を発見。
そうなのです。
そうなのです。
なんて感じで読んでおりました。
奥田さんを語るほど
彼の本を読んでいるわけではないけれど
わたしは奥田さんの文が好き。
奥田さん=伊良部先生=松尾スズキさん
という図式がすっかりできあがって
キュートでラブリーな人なのである。
わたしはこの先、
実際の奥田さんに会い
ものすごいギャップを感じることがない限り
この図式は崩れない自信があります。
わたしこの本を読んで
ちょっと奥田さんと共通点を発見。
そうなのです。
そうなのです。
なんて感じで読んでおりました。
奥田さんを語るほど
彼の本を読んでいるわけではないけれど
わたしは奥田さんの文が好き。