久々に

2018年12月6日 ポエム
詩を書いてみた。
でも最近、浮かんでくるのは英語。
いつもは浮かんだらすぐに書き留めてなんだけど
これは一週間、考えてみた。
愛について考えてみた。

Love is not all
but
love knows all.
We all have love.
Although
we don’t have all.
Only one can get one love.
However
one can give love to all.
That’s all.
This is love.


あなたへ

2016年7月30日 ポエム
歌を覚えた
カナリアは
西の空ばかり気にして
翼を傷つけた

飛べない
カナリアは
深い谷底に
落ちていった

まだ東の空は
朝靄の静寂に過ぎなかったのに

いつの日だったのか
わずかばかり続いた晴天を
確かめたくて
その日ばかりを
求めて
飛んでいるその晴天に
気づかずに
落ちていった

それでも
飛べなくなった
カナリアは
歌を唄った
涸れるまで

歌うことしか知らないから
歌うことしかできないから

西の空が
茜色からうす紫に
沈んでいたのにも
気づかずに
ただ
ただ
歌を唄っていた

今日もまた
わずかばかりに差し込む
光のもとに
よろけながら
届かない
歌を唄う

いつの日か
飛べる日がくるのを
信じて
傷ついた翼のまま
ひたすらに
歌を唄う

夕暮れを待たず
西の空を
見つめ
歌を唄う

いつか見た
あのワンシーンの
あなたのように
くたびれた
カナリア

ここからは
笑えない

それでも
歌を唄う
カナリア

いつの日か
また
美しい夕暮れに
飛べるよう

あなたの晴天が
続くよう

ただ願う

この空に



北総に
蝉声響く
しずく汗

詩を書こう。

2014年6月18日 ポエム
秘密。
それを持ってしまうと
縛られる。
どこまでも
追いかけてくる。
逃れることはできない。
それを
口にするまでは。
嘘とは違う。
秘密。
誰にも言えない。
そう決めたときから
背負ってしまう。
心を縛る鍵。

詩を書こう。

2014年6月11日 ポエム
紫陽花の
咲く頃の
雨の
中の
君の姿
香り立つ
霧の中
揺らめいて
儚くて
幻か
それとも
ここが
現実か
ただ
君は
美しく
美しく
そこにいた

詩を書こう。

2014年6月1日 ポエム
その傷を
隠すように
痛みに耐えて
平然と
すり抜ける

その罪の
罪悪感は
いつの間にか
消えうせて
その肩書きに
すがるように
あがき
もがき
落ちてゆく

たった一言
痛い
そういえば
良かったのだと
ぼんやりと
片隅で思いながら

また一つ嘘をつく

詩を書こう。

2014年5月31日 ポエム
のんびりと
ゆっくりと
風に揺られて
ふわふわと

そんな休日

夢の休日

詩を書こう。

2014年5月30日 ポエム
何も浮かんでこない日は
じっとして
何もしないでやり過ごす。

そうは思っているけれど

そんなわけにもいかず
とりあえず
もがいてみる。

でも
どうやったって
どうにもならない
時もある。

そんな時は
やっぱり
何もしないでやり過ごす。

本当は
そんな日ばかり。

それでも
なんとか生きている。

時々
浮かぶ言葉のために。

詩を書こう。

2014年5月29日 ポエム
夏の手前
朝の始まる
瞬間の
冷えた空気と
静かに目覚める
命の芽吹き
静寂の激しさを
突き抜けて
季節が巡る
この刹那が
わたしは
好きなのかもしれない

詩を書こう。

2014年5月28日 ポエム
いつの日か
出会える
まだ見ぬ君を
どこかで感じながら
はやる心を
抑えて
待っている

どこまでも
残酷で
どこまでも
優しい
この小さな世界で

まだ見ぬ君を
待っている


詩を書こう。

2014年5月27日 ポエム
その少年は
どこまでも
少年のままの
まっすぐな心で
進もうと
夢を見ていた
そして
大人になりきれず
傷ついて
苦しんで
それでも
進もうと
夢を見ていた

誰の声も届かない場所で
一人きり
どんな夢を
見ていたのだろう

華やか過ぎた時の中で
背負った荷物を
たった
一人
歯を食いしばって
支えていたのだろう

誰の声も届かない場所で
壊れてしまったことにも気づかない
速度でゆっくりと

これからは
手の届く場所で
温もりを感じればいい
もう一度
ゆっくりと
穏やかに
大人になればいい

あの頃の夢と向き合って

もう一度
追いかければいい




詩を書こう。

2014年5月26日 ポエム
青空が似合う
歌が好きだ。
どこまでも
爽快に
突き抜けてくれる
そんな
歌が好きだ。

そんなことを
駅のホームで思いながら
今日も
一日が始まってゆく。

好きな歌とともに。

詩を書こう。

2014年5月25日 ポエム
ただ静かに
戦い続けることを
選んだ
あなたの選択を
これからも見ていたい

この先も
ずっと

あなたのした
選択に
悔いがないよう

見つめていたい

美しすぎる
あなたの瞳の中に移る
あなたの願いが
叶うその日まで

詩を書こう。

2014年5月24日 ポエム
落ちたら落ちたで
とことん
落ちて
底までいったら
穴掘って
反対側に出ればいい。
長い長い
時間がかかっても
きっと
いつか見える空は
今とはそれほど
変わらないから
あのころ見えてた空と
変わらないから
とにかく
苦労してもがいて
一生懸命
進んでいくしかない

詩を書こう。

2014年5月23日 ポエム
最後まで
あきらめず
最後まで
追いかける
力の限り
気持ちを捨てず

ただまっすぐに

その汗は
涙と同じ

長い長い
戦いでも
結局は
一瞬で
決まってしまう
その瞬間のために
その瞬間を目指して

今この時を
捨てずに走る

ひたむきに
ただ
ひたむきに
進んでいく

次の勝負のために
こぼれ出る喜びのために


詩を書こう。

2014年5月22日 ポエム
静かに明ける
朝の中
ぼんやりと
見上げた空は
どこか
遠すぎて

怖かった悪夢も
今じゃ
ぼんやりと
かすんでゆき

カチカチと
時間の音が聞こえてくる

あぁ
また一日が始まるんだ

誰かといつもの挨拶をかわし
誰かにまぎれて
誰かに触れて

あぁ
また一日がすぎてゆくんだ

いい日でも
悪い日でも

それなりに受け止めて
なんとなくごまかして
うまい具合に
バランスとって

日常になっていく

あの人も
この人も
どの人も



詩を書こう。

2014年5月21日 ポエム
そのラインは
思いのほか
足元にいて
透明で
うっかりと
越えてしまう。

すぐに戻れる
それを信じていた。

強いから
弱いから

それさえも
飲み込んでしまう。

越えたことさえも
気づかずに
ゆっくりと
下っていく。

自分にはわからない。

そんなものだろう。

だから
この声が届くまで
ずっと
ぞっと
大丈夫だと
伝えたい。

雨はやがて
虹を連れ
進む道を照らす
太陽が顔を出すから

少し先で
待っている。
足跡を残して待っている。


吐露

2014年2月25日 ポエム
行き場のない僕は
このまま
ここで
静かに目を閉じる。

苦しさと
悲しさと
不自由さを
手にした僕は

届かない
自由と
幸せに
いつまでも
憧れながら
静かに目を閉じる。

もう
疲れてしまったよ。

そういって
何もかも
捨ててしまいたい。

助けを呼ぶことさえも
きっと
忘れてしまったのだろう。

なんだか
もう
疲れたよ。

何もせず
静かに
そう
ただ一人
眠りたい。

それは
薄い氷のように

それは
高級な飴細工のように

それは
凍った薔薇のように

はかなくて

もろい

ただそっと
触れただけで

一瞬の静寂を破り
崩れゆく

涙のように
はらはらと

雫のように
きらめきながら

ゆっくりと
刹那の中を
落ちてゆく

そうなることを
知りながら

また一つ
壊してゆく

その欠片を集めては
また
繋いでゆく

何度となく
傷ついて

そして
傷ついて

それでもなお
進まなければ
いけない
未来へと

進むために
まだ遠くの光が

光であることを
信じて

もう一度
手を伸ばして
触れてみる

解毒

2013年6月12日 ポエム
それを決めることは
それ相応の
痛みをともない
苦しみをともない
けれども
それを決めなければ
進めないこともある

そのときの決断が
正しいか
そんなことは
誰にもわからない

楽なのか
楽じゃないのか

それだけではない

そこから戻ることはできなくても
行き先は変えられる

進むべき先がある限り

それを決めることができるのは
誰でもない
そこにいる自分だけだから

今はただ
ゆっくりと
そう決めるのも悪くない

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