背伸びをして歩いてたんだ
 肩ひじ張ってここまでさぁ
 もう疲れちまったよ。
 もうバカらしくなっちまったよ。
 そんなこと言いながら
 笑ってたあいつのことを
 格好いいと思ってしまったんだ。
 俺も…。
 なんてこと言えなくて
 そうなんだ。
 そう言ってただうなずいた。
 汚れた心でもどうにかなるもんだ。
 そう言って
 遠くを見つめたあいつの瞳が
 今も僕の胸の中で輝いている。
 やっぱりあいつはすごい奴だ。
 誰かが僕に言ったんだ。

本日の詩

2006年7月17日 ポエム
・歌を聴きながら泣いているのは
 心のあたりをいやなほど
 流れてくるメロディーのせいで
 心のあたりをいやなほど
 取り囲むフレーズのせいで
 どうしようもできないものなんです。

本日の詩

2006年7月4日 ポエム
・切なくなってしまうような
 文句をついつい考えてしまうのは
 僕の弱さなのでしょうか
 それとも
 僕のずるさなのでしょうか
 そんなことを考えながら
 今日も
 泣けてくるような文句を
 探してしまう僕でした

本日の詩

2006年6月25日 ポエム
・ありのままで生きること
 格好良く歩くこと
 どちらもそんなに変わらないような気がしている。
 大切なことなんて沢山ありすぎて
 誰もが守っているわけじゃない。
 ひょっとして
 そんなに大切じゃないかもしれない。
 要するに
 僕らは面倒な時代の中にいるってことなんだ。

本日の詩

2006年6月15日 ポエム
・何もしなくても幸せはそこにある。
 いつも側で待っている。
 気づいてくれるの待っている。
 いつもいつも忙しすぎて
 忘れてしまう。
 ほんの少し前に感じた幸せ。
 でも、幸せは逃げたりせずに待っている。
 だからまた、ほんの少し後に
 感じられる幸せ。

本日の詩

2006年6月13日 ポエム
・花の匂い、優しい香り
 土の感触、心地よい
 風が吹く、頬をなでて
 幸せがやってくる
 毎日が少しずつ想い出になっていく
 雨の色、透明な涙
 月の視線、寂しくない
 陽が昇る、手を伸ばして
 幸せがやってくる
 僕たちが少しずつ想い出になっていく
 そしていつの日か
 想い出も消えていく
 花や土のように
 雨や月のように
 風もまた止んで
 陽もまた沈む

本日の詩

2006年6月11日 ポエム
・最後に笑っていたのはいつだろう。
 君と話したのはいつかも忘れてしまった。
 心の中が空っぽだ。
 煙草の煙が漂っている。
 咳き込むこともしなくなった。
 慣れすぎてしまった。
 痛まなくなってしまった。

本日の詩

2006年6月9日 ポエム
・何をしているんだろう
 何を思っているんだろう
 今日一日ただ時間が流れていく
 好きな人は何をしているんだろう
 友達は何を思っているんだろう
 空っぽの気持ちで窓の外を見る
 あたたかい陽射しに包まれる
 きっと
 何もしなくても
 何も思わなくても
 ちゃんと心は感じている
 いろんなことを感じている

本日の詩

2006年6月8日 ポエム
・ゆがんだ心
それは僕自身のことだ。
それは君自身のことだ。
まっすぐな心なんて何処にもない。
汚くて、ぐじゃぐじゃで手もつけられない。
だけど
それでもみんな生きている。
歪んだままで生きている。
時々輝いて
時々形を変えて
生きている。
泣いている。
笑っている。

本日の詩

2006年6月5日 ポエム
・陽が昇る
 風が吹く
 あの人はどこへ行く
 あの人は何を見る
 遠い昔の英雄たちが
 熱い声で叫んでいる
 目を閉じて
 両手を広げ
 静かに息を吸ってみる
 陽が沈む
 風が一筋
 胸を駆けていく

本日の詩

2006年6月3日 ポエム
・すっと何かが変わっていった。
 急に何かが軽くなった。
 不思議な気分だ。
 今はとても
 すごく悲しいのに
 すごくあたたかい
 これから僕はどこへ行くんだろう。

本日の詩

2006年6月1日 ポエム
・谷底に落とされた。
 よじ登るのは止めにしよう。
 せっかくだから掘ってみよう。
 いつかきっと空が見えるから
 必ずきっと反対側に出られるから
 あきるまで掘ってみよう。
 そしたらきっと
 ここが丘になるはずだから。

本日の詩

2006年5月31日 ポエム
・駆け引きなんかしても
 ダメな時はダメで
 上手くいく時は何もしなくても上手くいく。
 想いとは裏腹に
 時間と運命は悪戯に僕をもてあそぶ。
 どうしろっていうんだ。
 どうしろって…
 諦めなければいけないことだって
 沢山ある。
 そんなこと知っている。
 だけど
 僕はそんなに器用な奴じゃない。

本日の詩

2006年5月29日 ポエム
・静かに僕は夢を見た。
 柔らかな国。
 素敵な歌。
 不思議な町。
 僕は旅人だった。
 たった一人で
 さまよい続ける旅人だった。
 寂しくはなかった。
 まだまだ
 知らない町があるからと
 先を急ぎながら
 僕は長い長い道を
 歩いていた。

本日の詩

2006年5月27日 ポエム
・どんな想いで人は生きているのだろう。
 その答えが分かったとき
 人は死んでしまうのだろうか。
 今の僕には何も分からない。
 本当に
 何も分からない。

本日の詩

2006年5月26日 ポエム
・はじめてのことは難しい。
 だけどやってみたかったんだ。
 初めて自分で決めたこと。
 なんだか嬉しくなってきた。

本日の詩

2006年5月24日 ポエム
・心がとても痛んでる。
 もうダメだと叫んでいる。
 すまないと僕はつぶやく
 少しだけ
 ほんの少しだけ
 眠りの淵へ落ちてみよう。
 誰かが僕を抱きしめてくれるまで
 そっと目を閉じてみよう。

本日の詩

2006年5月23日 ポエム
・僕の生まれるずっと前
 この国は罪を犯したと
 僕を責める人たち。
 分厚い時間のページをめくりながら
 僕は涙で
 罪を背負った。
 どうしていいのかわからないけど
 僕はただ謝った。
 この地球に生きている
 同じ人間なのに
 優しさや幸せを
 求めながら生きている
 僕らなのに
 いつからこんなに
 苦しみが多くなったんだろう。
 いつからこんなに
 悲しみが多くなったんだろう。
 求めるものは同じなのに
 探しているものは同じなのに
 何が僕らをバラバラにしているんだろう。
 誰が僕らをバラバラにしているんだろう。
 だけど
 僕は信じている。
 僕らと呼べる日が来ることを…。

本日の詩

2006年5月22日 ポエム
・あと一歩
 前に踏み出すことが
 できるのならば
 僕は変われるだろう
 あと一歩
 前に踏み出すことが
 できるのならば
 僕は楽になれるだろう
 あと一歩
 勇気なんてもんじゃなく
 夢なんてもんじゃなく
 僕が僕であるために
 前に踏み出すことが
 できるならば
 また一歩
 前に踏み出すことが
 できるだろう

本日の詩

2006年5月19日 ポエム
・どうにかなると
 あいつは言った。
 誰もが別の道を探そうと
 荷物を下ろしたとき
 あいつはまだ
 両手いっぱいに
 夢を持っていた。
 仲間はみんな
 無理だと止めたが
 あいつは一人で
 「大丈夫」と行ってしまった。
 どっちがバカな奴なんだろう。
 どっちが幸せな奴なんだろう。
 あいつは今でも
 無茶なことをしている。
 仲間はやっぱり
 そんなあいつを見つめている。
 どうしてだろう
 僕はそんな人たちが
 とても大好きで
 どちらの生き方も
 羨ましく思ってしまう。
 それは
 僕がまだ僕の道を選んでいないからだろうか。

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