・もしも僕に
神様が強さをくれるとするならば
いったいどんな時に
くれるのだろうか。
いつも僕は諦めてしまうから
きっと神様も
気づかぬ振りをしてるんだろう。
わかってる。
わかってる。
目の前の夢がありすぎて
どうしていいのかわからないんだ。
とっても疲れているような
力が有り余っているような
どっちなのかも分からない。
あっさりとしている人は
きっと
精一杯、悩んだ挙げ句
神様のこと
忘れてしまった人だろう。
だから
神様が強さをくれたんだろう。
神様が強さをくれるとするならば
いったいどんな時に
くれるのだろうか。
いつも僕は諦めてしまうから
きっと神様も
気づかぬ振りをしてるんだろう。
わかってる。
わかってる。
目の前の夢がありすぎて
どうしていいのかわからないんだ。
とっても疲れているような
力が有り余っているような
どっちなのかも分からない。
あっさりとしている人は
きっと
精一杯、悩んだ挙げ句
神様のこと
忘れてしまった人だろう。
だから
神様が強さをくれたんだろう。
・ながれる風の中
階段を駆け登る。
すれ違う人たちの顔が
一瞬
同じに見える。
凍りついたような時代の中で
毎日が過ぎていく。
引き返すにも
戻れない事情がある。
誰の胸の中にもある
後悔と諦めが
大きくなって
古傷を痛めつける。
前に進む度に
ため息が後を追う。
わずかな
安らぎに涙を流す。
やり直すよりも
逃げ出すことが
正しいような気がする時代の中で
愛や夢が
何なのかを
探す旅に出る。
改札を抜けて
見知らぬ街へ
歩き出す。
階段を駆け登る。
すれ違う人たちの顔が
一瞬
同じに見える。
凍りついたような時代の中で
毎日が過ぎていく。
引き返すにも
戻れない事情がある。
誰の胸の中にもある
後悔と諦めが
大きくなって
古傷を痛めつける。
前に進む度に
ため息が後を追う。
わずかな
安らぎに涙を流す。
やり直すよりも
逃げ出すことが
正しいような気がする時代の中で
愛や夢が
何なのかを
探す旅に出る。
改札を抜けて
見知らぬ街へ
歩き出す。
・人は生きるために死ぬのでしょうか。
死ぬために生きるのでしょうか。
あなたが燃やした命の花は
誰のために咲いたのですか。
なぜそんなに
愛すること
生きること
信じられるのですか。
あなたが燃やした命の花は
とても綺麗でした。
死ぬために生きるのでしょうか。
あなたが燃やした命の花は
誰のために咲いたのですか。
なぜそんなに
愛すること
生きること
信じられるのですか。
あなたが燃やした命の花は
とても綺麗でした。
・手紙が来た
すごく嬉しかった
あの子は
とても元気そうだった
羨ましくなった
だけど
少し元気になった
ありがとう
さっそく
返事を書こうと思う
すごく嬉しかった
あの子は
とても元気そうだった
羨ましくなった
だけど
少し元気になった
ありがとう
さっそく
返事を書こうと思う
・大変なことを
大変なことじゃないと言い
苦労を
楽勝だったと言い
一生懸命を
手抜きと言い
いつも
誉められること
嫌がってきた
みんなの
気持ちが欲しかった
誰かに認めてもらいたかった
無駄なことと
わかっていても
やらなきゃいけないんだ
気がつくと
いつも一人でいた
仲間が減っても
平気な振りしてた
本当はいつまでもと
思っているのに
本当は泣いてしまうほどつらいのに
笑ってごまかしていた
もう止めたいんだ
だけど
自分一人じゃ
どうすることもできないんだ
大変なことじゃないと言い
苦労を
楽勝だったと言い
一生懸命を
手抜きと言い
いつも
誉められること
嫌がってきた
みんなの
気持ちが欲しかった
誰かに認めてもらいたかった
無駄なことと
わかっていても
やらなきゃいけないんだ
気がつくと
いつも一人でいた
仲間が減っても
平気な振りしてた
本当はいつまでもと
思っているのに
本当は泣いてしまうほどつらいのに
笑ってごまかしていた
もう止めたいんだ
だけど
自分一人じゃ
どうすることもできないんだ
・汗をかいた
風がとても気持ちよかった
青春映画の主役のように
夕暮れに背中を向けて
歩いてみた
アウトローを気取ったつもりだった
そこに
シナリオはなかった
そこに
セリフはなかった
ただ僕が一人歩いていた
風がとても気持ちよかった
青春映画の主役のように
夕暮れに背中を向けて
歩いてみた
アウトローを気取ったつもりだった
そこに
シナリオはなかった
そこに
セリフはなかった
ただ僕が一人歩いていた
・あの空はどこへ行くんだろう
あの風は何を知っているんだろう
教えてほしい
一人ぼっちの僕に
伝えてほしい
大好きなあの人に
ゆっくりと
ゆっくりと
癒してくれるような
そんな気がした
あの風は何を知っているんだろう
教えてほしい
一人ぼっちの僕に
伝えてほしい
大好きなあの人に
ゆっくりと
ゆっくりと
癒してくれるような
そんな気がした
・一生懸命な人は嫌いだ
強がって平気な振りして
何もなかったかのように
僕を見ている
嫌がる僕を
無理矢理連れて行く
いったいどうすればいいんだ
みんなが
頑張れと励ますから
僕はどうしても
一生懸命な奴に
ならなきゃいけないんだ
違うんだ
止めたいんだ
だけど
いつもあいつは僕を見ているんだ
ボロボロの僕を
面白そうな顔で僕を見ているんだ
強がって平気な振りして
何もなかったかのように
僕を見ている
嫌がる僕を
無理矢理連れて行く
いったいどうすればいいんだ
みんなが
頑張れと励ますから
僕はどうしても
一生懸命な奴に
ならなきゃいけないんだ
違うんだ
止めたいんだ
だけど
いつもあいつは僕を見ているんだ
ボロボロの僕を
面白そうな顔で僕を見ているんだ
・苦しいときに
僕は笑っていたから
強い人だと思われた
逃げていただけなのに
もう一度
やり直せるのなら
僕はきっと泣くだろう
いや
きっとまた
笑っている。
僕は笑っていたから
強い人だと思われた
逃げていただけなのに
もう一度
やり直せるのなら
僕はきっと泣くだろう
いや
きっとまた
笑っている。
・あの街はもうない。
よく自転車に乗って
探検をした。
古い家、入り組んだ道、
行き交うじいちゃん、ばあちゃん、
道路の落書き
みんなみんな大好きだった。
だけど
あの街はもうない。
よく自転車に乗って
探検をした。
古い家、入り組んだ道、
行き交うじいちゃん、ばあちゃん、
道路の落書き
みんなみんな大好きだった。
だけど
あの街はもうない。
・丘の上の草たちは
何を知っているんだろう
そよ風に波を描いて
空を呼んでいる
やがて花を咲かせ
歌う歌うだろう
夕暮れに
色を変えて
朝露に
涙を流し
誰のことを
想っているんだろう
今日も
丘の上の草たちは
変わらぬ顔で
ヒソヒソと
噂話に
花を咲かせているようだ。
何を知っているんだろう
そよ風に波を描いて
空を呼んでいる
やがて花を咲かせ
歌う歌うだろう
夕暮れに
色を変えて
朝露に
涙を流し
誰のことを
想っているんだろう
今日も
丘の上の草たちは
変わらぬ顔で
ヒソヒソと
噂話に
花を咲かせているようだ。
・唇の味を確かめる
ちょっと涙で
苦かった
塩辛いと思っていたのに
やっぱり本当は
違うんだ
少しほっとした
まだまだ
僕は僕だった
もう一回
行けそうな気がした。
ちょっと涙で
苦かった
塩辛いと思っていたのに
やっぱり本当は
違うんだ
少しほっとした
まだまだ
僕は僕だった
もう一回
行けそうな気がした。
・色を付けるように
簡単に心を
染められたら
どんなに楽だろう
嬉しいときも
悲しいときも
そんなふうに
使い分けられたら
きっと
分かり易いだろう
でもそれじゃ
つまらなかったりするんだろうな。
簡単に心を
染められたら
どんなに楽だろう
嬉しいときも
悲しいときも
そんなふうに
使い分けられたら
きっと
分かり易いだろう
でもそれじゃ
つまらなかったりするんだろうな。
・秋が近づいてくる
ゆっくりと 夏の跡を消していく
急に夕焼けが 寂しさを連れてくる
暗くなっても平気だったのに
帰り道を早足で歩いている
季節なんていつも同じで
時間なんて過ぎてくだけなのに
なぜか
秋が近づくと 妙に切なくなってくる
秋が来ると こんな気持ちは何処かに行って
冬が来るのを待っている
本当に短い間
僕は
とても切ない気持ちになる
秋が近づく度に
僕は
とても切なくなる
ゆっくりと 夏の跡を消していく
急に夕焼けが 寂しさを連れてくる
暗くなっても平気だったのに
帰り道を早足で歩いている
季節なんていつも同じで
時間なんて過ぎてくだけなのに
なぜか
秋が近づくと 妙に切なくなってくる
秋が来ると こんな気持ちは何処かに行って
冬が来るのを待っている
本当に短い間
僕は
とても切ない気持ちになる
秋が近づく度に
僕は
とても切なくなる
・星は何を考えているんだろう
太陽に照らされて
暗く広い宇宙の中で
僕らのことを見つめている
何万年、何億年もの昔の歌を
僕らに届けてくれる
疲れた胸を
そっと癒してくれる
傷ついた人々は
夜空を見上げて
涙を流す
聞こえるはずもない
星たちに話し掛け
次の日にはまた
歩き出す
星には見えるのだろうか
僕らが流した
涙の光が
何万年、何億年もの時を超えて
星に歌を届けているのだろうか
それとも
僕らの気のせいなのだろうか
どちらにしても
僕はかまわない
今日も星を見つめるだけだから
太陽に照らされて
暗く広い宇宙の中で
僕らのことを見つめている
何万年、何億年もの昔の歌を
僕らに届けてくれる
疲れた胸を
そっと癒してくれる
傷ついた人々は
夜空を見上げて
涙を流す
聞こえるはずもない
星たちに話し掛け
次の日にはまた
歩き出す
星には見えるのだろうか
僕らが流した
涙の光が
何万年、何億年もの時を超えて
星に歌を届けているのだろうか
それとも
僕らの気のせいなのだろうか
どちらにしても
僕はかまわない
今日も星を見つめるだけだから
・すべてがHAPPY ENDなら
人生は意味がなくなるだろう
戦う価値がそこにあるのなら
僕らは
たとえそれが過ちであっても
負けると分かっていても
引き金を引いてしまうだろう
すべてが奴の
思惑通りであったとしても
「止めることはできないのだろうか」
そう思う人もいるだろう
だけど
やり直しのきかないゲームの中を
さまよって生きている
僕らには
一つの答えしか
残されていないだろう
それでも僕らは
夢を求め
前へ進む
なぜなら
そこに
戦う価値があるからだ
人生は意味がなくなるだろう
戦う価値がそこにあるのなら
僕らは
たとえそれが過ちであっても
負けると分かっていても
引き金を引いてしまうだろう
すべてが奴の
思惑通りであったとしても
「止めることはできないのだろうか」
そう思う人もいるだろう
だけど
やり直しのきかないゲームの中を
さまよって生きている
僕らには
一つの答えしか
残されていないだろう
それでも僕らは
夢を求め
前へ進む
なぜなら
そこに
戦う価値があるからだ
・キャプテンのいない
その船は
夜明け前の港を
水平線のずっと向こうにあるらしい
宝の島へ旅立った
見送る人もいない
静かな港をあとにした
その船は
霧の中へと消えていき
風と一緒に
あてもなく
舵の赴くまま
広い広い海の上を
旅して歩くのだろう
そしていつか
僕を迎えに来てくれるだろう
だから信じている
だから待っている
キャプテンは僕だから
ここから冒険が始まるから…
その船は
夜明け前の港を
水平線のずっと向こうにあるらしい
宝の島へ旅立った
見送る人もいない
静かな港をあとにした
その船は
霧の中へと消えていき
風と一緒に
あてもなく
舵の赴くまま
広い広い海の上を
旅して歩くのだろう
そしていつか
僕を迎えに来てくれるだろう
だから信じている
だから待っている
キャプテンは僕だから
ここから冒険が始まるから…