ISBN:4569533019 単行本 山川 亜希子 PHP研究所 1991/01 ¥1,533

信じる信じないということは別にして
自分の魂が今日までずっと続いてそしてまた続いてゆく
学ぶために生まれそして死んでゆく
繋がる縁は何処までも繋がって・・・

素敵なお話だと思います。

わたしはきっと許すこと、信じることを学ぶために生まれてきたのかしら?
なんとなくそんなことを思いました。
自分の前世と向き合う。
そんなことが出来たらいいなぁと思います。
小さい頃からの謎がそこで解けるような気がするから・・・。

魂を感じ生きる。
悪くはないと思います。
ISBN:4898310850 単行本 小室 直樹 ワック 2005/12 ¥1,680

小室さんの本は2冊目です。
この無知無学なわたしにも分かり易い文章です。

激しく同意とちょっとわたしは違う考えがあるという
部分がわたしにはありました。

わたしは小さい頃、国民って感覚がなかったです。
この地球に住む一人の人
だから国とか人種とか宗教とか文化とか
その違いについて考えることはなかったです。
だってみんな人間で同じ場所に住んでいるから
って感覚と
人は人、みんなそれぞれ生きているなんて感覚で生きていました。
それがアジア→日本と成長の過程で意識が狭まっていった感じです。
日本が好きか?はっきり断言はできないけれど
日本人としての誇りはあるつもりです。
なんだかんだいっても
住み易いとこだと思いますよ。
だってここで生まれて育ったのだから。
それにとっても不思議な国だと思うし、
だからこそ可能性があるし、先行きの不安もあるし・・・。
わたしの個人的予想ではやっぱり日本はいつかコケる。
そうなっても生きていかねければいけない。

けど、
日本という国の歴史と文化を体内に持っているのは
やっぱりここで生まれたわたしたちだけ。
それがわたしの誇りだと思います。

なんてことをつらつらと感じてみたりしました。

かもめ食堂

2006年8月3日 読書
ISBN:4344010973 単行本 群 ようこ 幻冬舎 2006/01 ¥1,300

日々是修業。

シンプルにそしてゆるやかに生きる。
そんな穏やかさが漂っている本です。
だけどしなやかさを感じる女性達の生き方。

意地悪な読み方をすれば
お金が余裕になっている。
余裕があるからやってける。
そんなわけなのですが
こんな生き方にも憧れます。

料理は苦手なので
どこか外国で
小さなゲストハウスなんかをやって
旅人を迎えて見送って・・・
そんな日常を本にする。
ふとそんなことを描いてみたりしました。

月ノ石

2006年7月10日 読書
ISBN:4309204031 単行本 中山 エツコ 河出書房新社 2004/04 ¥1,575

イタリアの作家さんのとても詩的で幻想的な作品です。
イタリア語が分かるなら絶対に原書で読むべきです。

あまり海外の小説を読まないのは
翻訳されたときにどうしても言葉に乗れない場合があって
がっくりくるからです。
今回は
どうも最後まで言葉に乗れずに
グダグダ読んでしまいました。
かろうじて
最後にあぁ、こうゆうことかと思えたので
最後まで読んでよかったです。

タイトルに惹かれたのですが
いまいちお話の中にタイトルの重要性を見つけられなかったです。
わたしもまだまだ修業が足りません。

巷説百物語

2006年7月7日 読書
ISBN:4048731637 単行本 京極 夏彦 角川書店 1999/09 ¥1,995

図書室には京極堂シリーズはなく、こっちがあったのでこっちを借りてきました。

なんだか
妙ちくりんに切なくなる読後感。
何がどうのって説明はできないのですが
仕掛けのたねあかしの中で
どこか何か切なくなってしまうのです。
人の心のもろさなのか・・・
弱さなのか・・・
それでも生きている人もいるっていうのに。

「せつないねぇ。」

どこからかそんな声が聞こえてきそうな感じでした。

夏の世に
誰かに朗読してもらうのもいいかもしれないです。

大停電の夜に

2006年7月6日 読書
ISBN:4062132176 単行本 源 孝志 講談社 2005/11 ¥1,890

この映画が観たいのですが
いつものごとく観れません。
WOWOWでやんないかしら?
なんて望むわたしです。
そんなわけで
本を読むわけです。

上手くできている小説でした。
この物語の後
それぞれがどうなったのか
想像すると
また物語ができる感じです。

停電。
ロマンチックに過ごしたことなどありません。
録画中だったり・・・
パソコン使用中だったり・・・
寒い日だったり・・・。
まぁ、本人の気持ちの持ちようなんだろうけれど。

生きものは光がないと生きていけない。
ふとそんなことをしみじみ感じました。

あぁ、余計に映画が観たくなってしまいました。
ISBN:4103003316 単行本 道尾 秀介 新潮社 2005/11 ¥1,680

読み出しから感じていた違和感を拭いきれず
結局、最後まで一気に読んでしまいました。
その違和感は取れたかというと
実はそうでもなかったり・・・。
けど、なんとか着地点は見つけて
この世界から抜けることはできたと思います。

この道尾さん、1975年生まれだそうで、
わたしと割合、年齢が近い。
なんだか悔しい。
そんなことも思うわけです。
ISBN:430901402X 単行本 柴崎 友香 河出書房新社 2001/02 ¥1,365

さらっと読めました。
何も起きない。
淡々と誰にでもある日常を切り取っている。
けれど、なにか心に広がるものがある。
そんな感じのお話でした。

こんなのも書けるようになりたいです。

関西弁ってどこかキツイイメージがあったのですが
これを読んで
いいなぁ。関西弁って思いました。

SPEED

2006年6月27日 読書
ISBN:4048736264 単行本 金城 一紀 角川書店 2005/07/01 ¥1,155

高校生ぐらいの頃にこの本に出会ってたら
人生変わったかもなぁ。

そのころは読書というものをしていませんでした。
ただ、悶々と日々を過ごし、
時々、こっそり詩を書いて
孤独に向き合う一人暮らしでした。

まるでドラマチックな想い出はなく
いまさらながら
よく生きていたって感じのわたしでしたが
だからこそ
この本に何か思うところがあるのかもしれない。

それはまたそれでよしとしますか。

過ぎた時間は戻らないのだから。

「ジュテ」というタイトルで詩を書いてみました。
Feelの方においています。
http://moon.ap.teacup.com/onelover/

ララピポ

2006年6月23日 読書
ISBN:4344010515 単行本 奥田 英朗 幻冬舎 2005/09 ¥1,575

負け組。
と呼ばれる人たちのお話。

世の中ってきっとそんなに凄い人なんていなくて
こんな感じでダルダル生きてる人が
回しているんだなぁって
しんみり思ってしまいました。

君はそこから抜けだせるかい?
なんて
熱い言葉なんて一つもなくて
涙を誘うようなハッピーエンドも
どっしり胸にのしかかるバッドエンドもなくて
ただ、ぐるぐると時間が回っていくように
流れてゆく。

これから先を描くのは
この流れの向こうにいるのはわたし?

そんなことをふと思いました。
なんだ、わたしってけっこう普通に生きてるかも。
そんなふうに安心できるかもです。

あっ、読むならひっそりこっそりムラムラしながら読んで下さい。
ってわたしは変態か!!
そんな感じです。
ISBN:4087747700 単行本 恩田 陸 集英社 2005/06 ¥1,470

「光の国」と感じがちょっと違うかなって気がしました。
ちょっと今回は頑張りすぎた?なんて辛口の印象です。
いつもはしっくりくるラストがちょっとわたしの感覚では落ち着かなかったもので・・・。

それはさておき
恩田さんは好きなので
ついつい読みふけってしまいました。

わたしは読むのが遅いので
一気読みをすると体力消耗必至なのですが
今回も気づくと3時間。
同じ姿勢で読んでいたせいで
腕に激痛が・・・。
読み終えて気がつきました。
ISBN:4048736019 単行本 金城 一紀 角川書店 2005/05/31 ¥1,155

金城さんの作品は「GO」以来なんで久しぶりに読みました。
「GO」よりこっちの方がわたしは好きです。
けれど、この本を読んだ一番の理由は映画化されたから。
これ、わたしの直感なんですが
わたしはきっと映画の方が好きだと思うのです。
が、映画を観ていないので
とりあえず原作をってわけです。

久しぶりに行った図書室で読みたかった本をみごとに貸し出し限度5冊、しかも一気に選ぶことができたのですっかり今は読書の虫です。
朝、5:30に目覚め、布団の中で読みながら二度寝なんて勢いです。

わたし、思うのですが金城さんはわたしの好きな「不夜城」の馳さんを柔らかくした感じがするのです。
金城さん(といってもわたしの読んだ二冊ですが)は読中に青春の青臭さを感じるので自分の中のどろっとした感覚を刺激されずに素直に読めますね。
今後の作品も楽しみですね。
そのうち金城さん3冊目に突入です。

ガール

2006年6月17日 読書
ISBN:4062132893 単行本 奥田 英朗 講談社 2006/01/21 ¥1,470

奥田さんって凄い。
彼の作品は二冊目ですが
一気に読めて
ものすごい爽快感を味わえます。

わたしもこんな小説書きたい!

まるで自分のことのようで
自分とはちょっと違う。
30代になったらこのガール達のように
凹みながらも負けない輝ける女性になりたいと思いました。

奥田さん、きっとわたしより女心を理解しているに違いない。

大人なお話だと思います。

脳内汚染

2006年5月8日 読書
ISBN:4163678409 単行本 岡田 尊司 文藝春秋 2005/12 ¥1,680

考えさせられる本です。
ちょっと強引なこじつけではなんて
思うこともあるのですが
自分の経験値から考えるだけでも
納得はできる内容でした。

自分なりに
この問題について考えてみようと思いました。

いったいわたしの脳内はどれ程汚染されているのか・・・。
ふとそんなことを考えて怖くなりました。
ISBN:4575234834 単行本 恩田 陸 双葉社 2003/10 ¥1,470

恩田さんの作品はやっぱり好きです。

なんでかは分からないのですが
恩田さんの作品を読む時は邪念がないです。
いつもは確かに本の世界に入るのですが
傍観者というのか
物語を隅から覗く感じなんで、
勝手に物語を自分で作ったりして読んでしまうので
けっこう、疲れます。
けれど、恩田さんの作品は
なぜか主人公になりきって読めるのです。
だからあっという間に読めちゃうんですね。

この本に登場してくるH市の描写がすごく好きです。
自分の知っている街が出てくると
なんだか読むのも楽しくなりますよね。

容疑者Xの献身

2006年5月5日 読書
ISBN:4163238603 単行本 東野 圭吾 文藝春秋 2005/08/25 ¥1,680

東野さんの本は2冊目。

面白いのですが・・・
嫌いじゃないのですが
どうもわたしの思いを本の中ですっきりできない感があります。
そんなことはわたしの勝手なんですが・・・。
わたしの期待値が高過ぎるのだろうか・・・。

きっと
途中まで自分の推理が組立たなかったせいだろう。
きっと
悔しいのだろう。

純粋な片想い。
見つけた光。

テレビドラマで見てみたいです。
ISBN:4042955061 文庫 越前 敏弥 角川書店 2006/03 ¥1,740

文庫が出るまで待っていたのに・・・
結局、単行本で読むことになるとは・・・

読んじゃいました。
これ、例の図書室に行くと
なぜか下巻だけが・・・。
貸し出しカード?の履歴を見ると上巻だけが多いのです。
みんな下巻は読んでないのかしら?

わたしはこの手の話が大好きなので
やっぱりはまってしまいました。

去年、結構テレビでダ・ヴィンチの謎とか特集していたことと
元々、宗教と歴史と謎
この3つが組合わさると見過ごすわけには
いかない性格なもので・・・。

もっと背景を詳しく知っていると
謎解きに集中だきたのになぁ。
最後の暗号で力つきました。

語るときりがないので
とりあえず読後の興奮を静めるために・・・。

最近、停滞気味の小説も書けそうな気がしないでもない。
勢いに乗っちゃえ!わたしです。
ISBN:4588436090 単行本 柳父 章 法政大学出版局 2003/04 ¥2,625

読んだわけではなく読んでみたい本です。

英語を勉強していると気になります。
というより
わたしは和訳が苦手なんです。
けど、その内容を説明しなさいと言われればできるんです。

だから興味があるんです。

学生時代から感じていたんですが
普段でも使わないような言い回しや用語を使って
一生懸命、訳してみたところで
意味なんてさっぱり分からない・・・。
いったい訳してなんの意味が・・・。

例えば「神」は「God」と単純に訳していいのか?
わたしはこの二つの言葉に対するイメージは完全に違います。
神と言えば日本の万の神様ですが
Godと言えばキリスト様やマリア様が浮かんできます。

すべての言葉がそうかといえば違いますが、
ただ単に辞書を開いてそこに書かれている日本語を暗記しても
本当の意味で言葉を知っているということにはならないと思います。
その語のイメージが明確に認識できる。
それが言葉を覚えることだと思います。

だからこそ
語学の学習は面白くも難しくもあると思います。
その言葉が使われている中で意味を理解していく。
それじゃないと本当の意味で身に付かないと思います。

なんてわけで、是非、読んでみたいのです。
ISBN:404349310X 文庫 梓 河人 角川書店 2003/11 ¥540

アナザヘヴン・ワールドはわたしの好きな世界です。

よせばいいのに、読み出してしまったもので・・・
もう、止められないです。
学も好きだけれど悟郎も好きです。
なんてアホな妄想をひとりしております。

この本を読んでふと水の奇妙なお話しを思い出しました。

「愛」と「死」(あんまり記憶は定かではないけれど・・・)なんて言葉を水に語りかけたり、文字を書いた紙をコップの下に置くと水の結晶に違いが出るとかなんとかいう話を聞いたことがあるのですが・・・(ってこの本のあとがきに書いているのでもう一回読めばわかるのだけれど・・・)

それを頭に入れて想像したんです。
体内の約70%が水分ならばこれは見過ごせないのでは?

美しいものやいい言葉、憎しみや汚い言葉、そんなのに心が影響されてしまうのは体内の水のせい?

これからは毎日、自分に素敵な言葉をかけてあげよう。

そう思うわけです。

なるほど、恋をして綺麗になるのは
やっぱり、本当なのね。

なんていろいろと頭の中で思考が広がっていきます。
わたしも何か書かなければ、そう思うのです。
ISBN:4897149843 単行本(ソフトカバー) 御手洗 昭治 ゆまに書房 2000/04 ¥1,575

学生時代の教科書でした。

わたしはできれば友人とはハグして挨拶をしたいタイプ。
握手とか挨拶代わりのキスとかそういう類のスキンシップはわりと平気なタイプです。

けど、普段はそんなそぶりを微塵もみせません。

人見知りが激しく、人嫌いなので、視線を合わせるのが苦手なんです。

と、矛盾だらけのわたし。
自分がオープンな時とそうでないときのギャップが激しいもので・・・。

ちょっとはコミュニケーションスキルをアップさせたいなと
読み返してみました。

読んでいたら、授業の内容をちょろっと思い出しました。
あぁ、もう一回、大学でちゃんと勉強したいと思うのでした。

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