ISBN:4022598743 単行本 四方田 犬彦 朝日新聞社 2005/04/15 ¥1,365

わたしは、わたしと同世代は、闘って生き抜くってことを知らない世代だとつくづく思います。

特にわたしは
喧嘩も、お弁当袋を振り回すようなかわいらしいものを小学生以来していないし・・・

生きていることが当たり前の時代。

だから、もしもの時にどうにもできないと思うのです。

「無気力、無感動、無関心」そんな世代だと言われ、
そんなこという大人に反感を持ちながらも
何もできずに内へ内へとため込んで、
ふとしたことでとんでもないことをしてしまう。
そんな世代の始まりのあたりに位置しているわたし。

ある思想に酔って、時に暴走したりしながら、生きてゆく。
そんな事ができるときに何もせず
テレビゲームなんかに夢中になり
アイデンティティなんてものを考えず
ゆる〜く生きてきた。
そんな世代だと思います。

自分は違う!!そんな人もいるだろうけど
やっぱりサバイバルして生きるってことを知らない世代の中にいることは間違いない事実ではないでしょうか。

上手に大人になれてないわたし。
これからあるであろう試練にどう立ち向かうのか?
そんなことを思うのです。
でも、そんなこといったって進むしかないんでしょ?
なんてことをゆる〜く言っている自分に少々、苦笑の毎日です。

こんな生き方をしているおじさん達は素敵だと思います。

*こーき様、リンクありがとうございました。わたしも登録させて頂きました。

犬歯

2005年10月30日 日常
最近、自分の内面に関心を示していない気がする。
それもそのはず、やたらめったら疲れている。
顎も良くなる気配なし・・・。

どうも世の中に出ると極度の緊張状態が続いてしまう。
誰かがいると、何かしなければならないことがあると無意識に緊張してしまう。
リラックスができない・・・。
自分ではそんな気はないのだけれど
そうとうのエネルギーを使って外に出て、人と話しているらしい・・・。
からだがゴチゴチになってしまう。
だから、お休みになると一気にがたがくる。
声を発して会話をすることさえ面倒になってしまう。

そんなわけで、しまりのない顔を鏡で見て、
いっこうに治らない口内炎に薬を塗る。
ふと犬歯?糸切り歯?に目がゆく。
あぁ、やっぱり人って凶暴なんだよなぁ。
そんなことを思ってしまう。
高校生の頃に、進化についてやたら考えたことがあるのをふと思い出した。
「人にはきっと肉食型と草食型の遺伝子のどちらかがある」と
根拠のない思いつきをしてしまったことがある。
生物が海から陸、は虫類へと進化をしてやがて人へとなっていった。
そんなことへ思いをはせているときにきっと、人間みたいに進化をしていった生き物が結構いたはずで、その中の生き残りが今の人間。だとするとその過程をたどっていく内に、肉食のどう猛な性質と草食の穏やかな性質をもった生き物でいた時代があってもいいのではないだろうか・・・。
その性質の遺伝子が何らかの形で残っていて、今の人間の性格に影響しているのでは?
なんてことを考えていた。
が、今になってもそんな話は聞いたことがない。
誰も調べていないのだろうか?
それだったら誰か調べてくれないだろうか?
そんなことも月日が流れていくうちに忘れてしまった。
けれど、今日、鏡の中の自分の歯を見て思い出してしまった。
まだ、脳のことに興味のないころのわたし。
結構、おばかだけれど面白いことを考えるものだと少しだけ見直してみた。

やっぱり頭と心は柔軟にしておくのが一番。

明日は元気になれますように。
DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2004/10/29 ¥3,129

やっぱりブラッド・ピットは美しいのです。

ギリシャ神話は苦手なので、
あんまり乗り気で観たものではないのですが、
この映画は神様が出しゃばってないというか、
アキレスも人間らしくて、いや、(いささか肩入れしすぎなのだけれど)一番、人間らしくて、楽しめました。

けれど、この映画はやっぱり映画館の大きなスクリーンで観たかったです。
DVD ハピネット・ピクチャーズ 2005/06/24 ¥3,990

こんな風に恋愛できたらいいと思います。

二人だけの揺るがない真っ直ぐな繋がり。

言葉にできない柔らかな想いを感じました。

博士の愛した数式

2005年10月29日 読書
ISBN:410401303X 単行本 小川 洋子 新潮社 2003/08/28 ¥1,575

数学のことも野球のことも分からないのに、
一文一文に何か感じるものがあり、
心の中にキラキラするものを与えてくれる本でした。

きっと数学を愛する人には世の中がわたしとは全く別の世界に見えているのかもしれない。
もしそうならば、できるだけ多くの言葉をその人から聞いてみたい。

そんなことを思うのでした。
ISBN:4104758019 単行本 OFFICE CUE Presents 新潮社 2005/10/18 ¥1,600

テレビでは2005年のどうでしょうが始まり、
週に一度のおたのしみその1となっております。
わたし、ミスターこと鈴井さんが好きなのです。
鈴井貴之。この名前さえ素敵に見えるのです。

大泉さんの最近の人気に驚き、深夜、弟と二人で爆笑していた日々が懐かしいです。

というわけで今読んでみたい本その1です。

個人の書棚はその人を見事に語っているそうです。
この日記を書庫にしようと日々、頑張っているわたし。
結局は、誰かに自分のことを知ってもらいたいのかもしれない。
やっぱり、寂しがり屋の独り好き。
そんなことをふとふと思うのでした。
DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2004/07/07 ¥2,090

この映画がきっかけであれほど嫌いだった数学に興味を持ちました。

そう、この映画を観て2,3日後になぜかあるひらめきがありました。
座標軸?というのかしらともかく自分自身をその中に置くと、いろんな事が見えてくるのでした。
そしてわたしは「あらゆることが点であってそのつながりがわたしたちである。」と思ったのです。
そのときわたしが見た世界はまさに美しい数学の世界だったと今は思います。
今でも時々、その世界のことを思い出すのですが、そうすると自分のことなど気にもならなくなります。

というわけでわたしには印象深い映画です。

で・ん・ご・ん

2005年10月26日 日常
でんごん→伝言ではなく、なんだかいびつな円い形をした小動物のようなかわいらしい「でんごん」を想像してしまうわたし。

高校の美術の時間には彫刻のデザインを考案中に「はなもげら」なる生き物を考えて大興奮。先生に提出する前に「彫刻に毛は無いでしょう。それにテーマは人の体よ。」と止められ球体の涙を作ることにしたわたし。なぜか急に思い出してしまいました。

今朝、何がどうしたのか大学生の頃に好きだった人になにやらお説教される夢を見てしまい、あまりにリアルで気になってしょうがないわたし。
そう、わたしは彼にお説教されているのが好きだった・・・。

あいかわらず、仕事ではミスばかりでへこむわたし。
おまけに口内炎と数年に一度、出現する特大吹き出物に悩むわたし。

せめて姿勢だけでも美しくと、悪い姿勢を矯正しようと励むわたし。

今日のわたしはそんな感じです。

BLEACH

2005年10月25日 アニメ・マンガ
ISBN:4088735765 コミック 久保 帯人 集英社 2004/03/04 ¥410

藍染隊長が好きでした・・・。

アニメの方はすっかり一護がかっこよくなって・・・。
他の隊長さんもなかなか魅力的♪
いったいこれからどーなるの??

やっぱり大人買いがしたいコミックであります。

2005年10月24日 日常
魚の鱗が苦手なのです。
見ているだけで気持ちが悪いのです。

好きな人が鱗まみれになったら失神してしまうでしょう・・・。

魚が嫌いなわけではないのです。
泳いでいる分にはそんなに気にならないのですが
陸に上がり食卓へ、その過程で鱗があるともう恐怖です。
だから魚をさばけません。
鱗がわたしを泣かすのです。

なぜか突然、そうある日突然、鱗が怖くて仕方なくなりました。

というわけで今夜は悲鳴をあげながらお魚の煮付けを食べました。久しぶりに鱗を見ました。
鱗と皮をはぎ取って鱗を視界から無くするとただの美味しいお魚です。

まるで集中力がなく、凡ミスばかりのお仕事。
こんなわたしを使っていただいているので一生懸命やろうと思うのですが・・・。
好きなこと以外はどうでもいい性格がここにきて本領発揮。
月曜日だからなのか、落ち込んでおります・・・。
その上、鱗なんて・・・。

こんな日はマンゴープリンで気分転換です。
ISBN:4480687114 新書 小川 洋子 筑摩書房 2005/04/06 ¥798

なにをもって美しさを考えるかにもよると思うのですが
わたしは数学は美しいものだと思います。

学生の頃は大嫌いでした。
一体全体、何のために・・・。
そして最大の勘違いというのか思い込みなのか、数学というのは人が考え出したものだと思っていたのです。
それがある時、そう突然、三角形の面積を求める公式である底辺×高さ÷2の÷2の意味が見事に分かったのです。
それをきっかけにただ暗記だけしていた掛け算の見事な数の増え方、などなど頭に浮かんだのです。
そう、それは何処ぞの誰か知らない人が勝手に考えたものではなく、はじめからそこにあるものだったのです。
完全なる完全。そんなことは滅多に世の中にないわけで、それはやっぱり崇高さを感じさせる美しさがあるわけです。

そんなわけで、数学に触れるなくても生活に支障がでない年齢になってその美しさに気づきました。

分かっているかと言われれば分かってないのでしょうが、分かりやすく説明されると感動するようなことが数学にはたくさんあるのだと思います。
高校で数学につまづき、ただ、黒板の数式をじっと見ていた自分が懐かしいです。
時間さえあれば解くことのできる問題もいっぱいあったはず。
その当時に数学の美しさに気づいていれば・・・。
今から数学をもう一度!!とまでは思わないけれど、変わらずにはじめからそこにあるものならば、いつでもそこに辿り着くことはできるんだよなぁと思います。
おそらくその道は長く険しいものだろうし、終着点が必ずしも幸福とは限らないだろうけれど・・・。
ってこの時点で矛盾を抱えているわたしは数学とはほど遠い存在なのです。

数学、それは神様の作ったもの。
はじめからそこにあるもの。

永遠に憧れる僕達
迷ったり悩んだり
繰り返しながら
そこにある何かを求めている
ただひたすらに
ひたむきに・・・

バスタイム

2005年10月22日 日常
お風呂が得意ではないのです。
水やお湯に浸かっているのは大好きなのですが、
お風呂って他にすることが無く、退屈なのです。
借り物の本を持ち込むわけにはいかず
防水機能のオーディオプレーヤーなどあるわけが無く・・・
ただ浸かっている行為に意味を見いだせないのです。
別にリラックスすればいいじゃないかって話しなのですが
それができないわたしは必然的にお湯との闘いが始まるのです。

そんな中、何もすることがないのでいろいろと考えつくわけです。
ここ2日は、宗教の戒律と切腹の共通点と切腹の健康的側面なんてことを湯船で考えているわけです。

ハリケーンのことや地震のことが気にならないといえば嘘になります。ニュースを見るたびに自分の無力さにあきれます。
こんな時だけ神様を持ち出して、本当に都合がいいのですが、祈ることをそっとしてしまうわたしがいます。
それは大好きな人の幸福を願うのと同じに心の中での小さな祈り。
何もできないわたしの罪悪感の象徴。それが祈りだと思います。

今日は録画していたキリストのミュージカルを観ました。
そんなわけで昨日に引き続き、お風呂でのテーマは切腹と宗教だと思われます。
DVD 角川エンタテインメント 2005/04/08 ¥4,935

こうゆう表現を真剣にできる人になりたい・・・。

わたしは最後でほろっときてしまいました。

わたしは好きです。この映画。

MASK DE 41

2005年10月21日 映画
DVD バップ 2005/01/26 ¥5,040

プロレスはよく分かりません・・・。
よく分かっていればもっと面白く観ることができたかもしれません。要所要所でプロレスネタらしきものが満載なので・・・。

ラストでなんだかほっとしました。

40歳ぐらいになって観るとまた別の感想があるかもしれないと思うのです。

オアシス

2005年10月21日 映画
DVD バンダイビジュアル 2004/12/23 ¥3,990

それは究極の純愛なのか、寄り添う相手が他にいなかった、他に居場所がなかった二人の現実逃避なのか・・・。

泣けるほどに悲しく切なくて、羨ましいほどに温かく微笑ましい。そんな映画です。

はじまりは
曖昧
けれど
君に触れて
君を愛した
二人だけの時間
それは
二人だけのもの
間違いなく
僕は君を愛してる
そして
君も僕を愛してる
離れていても
それだけは変わらない

レッド・ドラゴン

2005年10月21日 映画
DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2005/04/08 ¥1,565

犯罪心理学に昔から興味があります。
ただ、未だに首を突っ込んでいません。
首を突っ込んでしまうとわたしは間違いなく越えてはいけない一線を彷徨う、もしくは越えてしまう。
そんな予感がしているから映画とか小説の世界でとどまっています。

なんだか悲しいお話。そんな気がしてならない作品です。

GOTH 夜の章

2005年10月20日 読書
ISBN:4044253048 文庫 乙一 角川書店 2005/06/25 ¥460

この文庫じゃなくて単行本の装丁が気に入って読みました。

乙一さんの作品はこれ以外読んだことがないのですが、ひとり渋谷の雑踏なんかで読んでみるとさらに面白くなりそうな感じがします。

わたしだけかもしれませんが読後、すがすがしさを感じました。
そう、ふと窓を開けると頬を撫でて通り過ぎた一筋の風のように・・・。
DVD 東映 2001/08/10 ¥5,460

「あんた、こうゆうの好きよね・・・。」
と背中に投げかけられるわたし。
言われるほどこの手の映画は観ていないはずなのに・・・。

きっと誰かが死んだり、銃声の音がしたり、暴力シーン満載だったり、そんな映画はどれも一緒に見えるね。

なんだか、どうもわたしは知らぬ間に豊川さんに魅せられているような気が・・・。

感想うんぬんよりも、映画だからっていうのと、自分の中で眠る凶暴性が反応する。そんな理由で観てしまうのかもしれません。
ISBN:4107712206 コミック 北条 司 新潮社 2005/06/09 ¥530

北条さんの漫画は好きです。
というよりシティーハンター好きなわたしです。
このエンジェル・ハートにもわたしの大好きなりょうちゃんが登場するので読んでます。

アニメ化で久しぶりに神谷さんのりょうちゃんボイスも聞けてるんるんです。

最近、無駄にテレビを見ていないので世の中の動きや流行がさっぱりなのですが、アニメだけはチェックです。
三つ子の魂百までではないですが未だにアニメから卒業できないわたしです。

お口直し

2005年10月19日 日常
一日に何度も日記をアップするのって・・・。
他にもする事があるだろうに・・・。
そんなことを自分自身に思うわたしです。

あまり記憶をきちんと残してはおけないタイプです。
そのわりにふとしたきっかけで忘れていた記憶を思い出したりします。
たとえば乳母車に乗っている自分とか・・・。

本や映画なんかもタイトルから何から何まで消えてゆき、その時の感覚だけが残っているなんてわけなので何か記録したい。そんなことからいろいろとまめに?記録してしまいます。

ネットの世界が無ければ思いもつかなかった事なのですが・・・。
わたしを含めそれまでの圧倒的多数だった受信者がいっきに発信者となれる世界。
「赤信号、みんなで渡れば怖くない。」そんな勢いであらゆる事が小さな画面で展開している。けどほとんどの人が信号無視ぐらいで死んでしまうかもしれないとは思っていない。だから死ぬ覚悟もしない。そして気づくことなくリスクを背負ってしまう。
無意識のサバイバル。
わたしはどれだけ自分の言葉に魂を預けられるだろうか?
責任を背負っているだろうか?
ときどきそんなことを考える。
けれど、目指すべき日の自分自身の為に今は綴っている。

ちょうど、この世界に生きる人々の中にあるいろいろな基準が変わろうとしている。そんな過渡期にいるような気がする。

そのことについて何もしていない人間の方がそのことについてきれい事を並べ熱く語りたがる。わたしはそう思います。だから正義という言葉が好きではありません。
わたしはたとえそれが完全に造られた物だとしてもそこにこめられた真実を感じられる人間でありたいと思う。
どんな虚構でもそれを造り上げた人は間違いなく現実であり、その現実にわたしも生きているのだから・・・。

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