本日の詩

2007年2月23日 ポエム
都合がいいのはどっちのほうだよ。
調子がいいのはどっちのほうだよ。
ほらほらまたそんな瞳で僕を見る。
思っているより小心者だよ僕は。
いざとなると君のその瞳が僕を責めるんだ。
だから、何もできないんだ。
ISBN:4101025037 文庫 芥川 龍之介 新潮社 ¥300

ちょっと頼まれて
「蜘蛛の糸」を大きな字で見やすくして欲しいとのことで
パソコンでカタカタと打ち込んでいました。
そんなわけで、久しぶりにこの「蜘蛛の糸」を読んだわけですが
入力していくうちにふと
なんて美しいんだろうと思ったわけです。
自分の文ではなく誰かが書いた文を書き写すというのは
非常に勉強になります。
自分のクセや、その作者のクセなんかもわかったり、
さらにはテクニックなどもわかったりと
いいことだらけなのですが
改めてこの「蜘蛛の糸」にわたしは感動したのです。

こんなふうに幻想的で美しく、それでいて酷いそんな質感のある文章は時を越えますね。
パソコンで文字を入力していて
鳥肌が立ちました。

そして、全然関係ないのですが
小学生の頃、芥川龍之介が好きだと言っていた友人を思い出しました。
あの頃は、何の気なしに聞いていた彼女の言葉ですが
今、思うと、彼女の感受性はかなり凄かったんだなぁと思います。
だって、わたしはドラゴンボールに夢中でしたから(笑)

その彼女、卒業文集に書いていたとおり27歳で結婚です。
やはりただものではないですね。
機会があれば、この点も踏まえてGairl’s talkをしてみたいものです。

なんて芥川龍之介に感心ばかりもしていられません。
わたしはわたしで
素敵な文章を書けるようにしなければいけないのです。
当面、彼を超える描写を目指し
日々是修業なのです。
Gackt Gackt.C Chachamaru CD 日本クラウン 2007/02/07 ¥1,000

まず、歌詞はこちらです
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=51376

この歌詞には「桜」という言葉が出てきます。
なんだかドキッとしてみるのはわたしだけ(笑)

数年前から思っていたことの一つに
誰かの心の中心で光り輝くより
誰かの心の片隅で逞しく凛と咲く花のようでありたいなと
いうのがあります。

その誰かが
くじけそうなとき
ちょっとの勇気が欲しいと思っているとき
そっと側で元気をあげられる
そんな存在でいるのが
わたしの理想です。
そうなるためには
自分自身強くなければいけない。
折れちゃいけない。
そんなふうに思っています。

まだまだ
花になるには
頼りないわたしですが
いつの日か必ず・・・
そうやって
毎日、生きています。

改めて
自分の追いかけたい夢を確認できたそんな気がします。

いつかわたしもGacktさんのように
誰かの背中を押せるような
そんな大人になりたいです。

羊たちの沈黙

2007年2月19日 映画
DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2006/10/27 ¥2,990

これ、前に書いたかしら?
何回か観ている映画なので
前にも書いたかもしれない・・・。
いや、書いてないよね。なんて思いながら書いています。

この映画を初めて観たときは
それはそれは怖かった。
けれど、今は怖さはない。
(こんな感じの映画も結構、
作られているからかもしれないけれど、
わたしも好きでいろいろ観ているからかもしれないけれど)

ただ、この映画の緊張感は相変わらず変わりなくいいです。

わかっているんだけれど
観てしまう映画の一つです。
DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2007/01/26 ¥1,490

ブラッド・ピットが出ているからと観たのは
もうかなり前。
昨日、ラストだけちょろっと観ました。

前に観たときは感じなかったのですが
面白いですねこの映画。
観た当時はわたしも高校生になりたてで
おそらく
彼女二人の生き様が理解できなかったんだと思います。
けど、
昨日は違った。

彼女たちの心模様がわかる気がした。
わたしも成長したのでしょうか。

ラストは最後の最後までは
格好いい感じで流れていきますが
最後は切ないんですよね。
けれど
彼女たちの笑顔がなんとも素敵に見えます。

女の友情も素敵だなぁと感じました。

また何年かしたら観てみたいですね。
その時はどんなふうに思うのかしら。
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2007/01/24 ¥1,481

アカデミー賞の時期で
wowowでも過去の受賞作品を放送しているのに
どうにもいまいち映画モードになっていない最近のわたし。
まだまだ観ておきたい映画は沢山あるというのに
いったいどうしたものでしょう。

そんな中ずっと
「エンリ・コロビッチ」だと思っていた映画を観ました。

一つのアメリカン・ドリームだと思います。

折れない逞しさというのは
時にがめつく下品に見えるのですが
そんなことをもろともしない強さは素敵だと思います。
エリンは自分の身の丈を知っていながら
自分のことをしっかり信じているそんな女性だと思います。
日本だと
どこか疎まれる個性ではないでしょうか。
なんとなくわたしはそんな気がします。
アメリカだから許される。
なんてこともぼんやり考えてしまいました。
ほんと、わたしにはアメリカという国は不思議な国です。

エリンの逞しさは見習いたいですね。
頑張るって、本当に凄いことだと思います。
観ている側からすれば
あぁ、バカだなぁって思うこともあるわけです。
けれどそれでも
諦めない人を観ていると
いつの間にかこの人だからしょうがない。
なんて愛情が出てきてしまう。
そして
そこがその人の魅力になってゆく。

わたしもいつか
そんな女性になれたらいいなぁ。
「あいつはとんでもない。」
なんて言われたら最高です。

鳶がクルリと

2007年2月16日 映画
DVD 東映 2006/03/21 ¥5,460

哀川翔様はやっぱり素敵です☆
白も黒も似合う男ですよ。
キャー☆アニキッ!!

欲をいうと
主人公は観月ありささんなのですが
どうせなら翔様主役でラブコメディにした方が
面白かったかもです。
まぁ、ファンとはそんなものです。

この日記をご覧の皆様はお察しでしょうが
わたし、あまり女優さんについて書いたことないんですが
翔様の娘役で出ている
通山愛里ちゃんがめちゃくちゃかわいいではないですか。
She’s sooooooo cute!
なんて叫びたくなるほどチャーミングです。
わたしも彼女のような顔になりたかったものです(笑)
DVD アミューズソフトエンタテインメント 2006/06/23 ¥3,990

この映画が終わったあとのそれぞれの生き方というか
結末が気になる映画でした。

作家さんに対するイメージは万国共通なのでしょうか?
なんだかそんなことを考えてみると
面白い映画でもありました。

みんな何処か壊れてしまった人たちが
それぞれ懸命に生きようともがいているのかなぁとも
思えるお話でした。

登場人物の描写というのでしょうか
キャラクター付けがすごくうまいなぁと思いました。
こうゆう感じで
小説を書きたいものです。

ところで
作家の娘役で出演している女の子
ダコタ・ファニングの妹ですよね。
いや〜ファニング姉妹、末恐ろしい天才子役姉妹ですよ。

書くことで得るもの
そして
得るもので失うもの
わたしはやっぱり
その扉を開けてしまうタイプの人間だなぁと
ふと思うのでした。
DVD ジェネオン エンタテインメント 2006/08/04 ¥3,990

シンプルでいい映画だと思いました。
なんだか
実際にピーナッツというチームがあって
彼らの日常をそのまま切り取って
彼ら自身が出演しました。
というようななんとも
心あったまる映画だと思います。

最近、全然といっていいほど映画を観ていなかったもので
凄く新鮮な心持ちで観られた映画です。

力まないでいい映画もいいですね。

本日の詩

2007年2月13日 ポエム
嘘が付けなくなったら
終わりだよ
嘘を信じなくなったら
終わりだよ
恋なんだから


「髪、切ったんだ。」
たったそれだけで
喜ぶ君。
「似合ってるよ。」
たったそれだけで
照れる君。



*本日、二本立てです。
これがわたしの恋の基本形(笑)なんて感じです。

近頃のわたし。

2007年2月13日 日常
最近、どうもたるんでいる。
そんな気がする。

仕事から帰って
ダルダル
住宅情報と求人広告を眺めては
何処かに行きたがる。
ネットでそんなことをしていたら
4時間ぐらい
あっという間。

目が弱いので
すぐに肩にきて頭痛・・・。

パートも新しい仕事を覚えようと
マニュアルと格闘だけれどさっぱり・・・。

もうすぐわたしの三ヶ年計画も半ばの一年半。
なんだか目標を失ったような
そんな気がする。
軌道修正が確実に必要な気がしてはいるのだけれど・・・。

一月に小学校英語指導者資格なるものに認定されてから
どうも燃え尽き症候群チックに二月も半ばになってしまったわけで
この認定資格を活かす道を模索中と言えば
聞こえがいいきれど
たんに失速中なわたし。
自分でわかっているからしょうがない。

困ったなぁ。

何が許せないかと言えば
無駄に時間を過ごしていること。
これほど
情けない気持ちになることはなく
腹立たしい限り。

小説を書くと言うこと以外
どうも締まりのない自分がいる。

やる気の種は自分で蒔くのかしら
それとも
神様がタイミングを見て蒔いてくれるのかしら。
芽が出ているものはあるのだろうか。
蕾になっているかしら。

明日こそ頑張ろうは
もういらない。
今、この瞬間を精一杯。

自分の座右の銘を忘れちゃいけません。

強い意志。
頑張れわたし。

A thousand winds

2007年2月12日 日常
「千の風になって」が話題ですね。

個人的にわたしが和訳するなら
素直に「千の風」とか
「千の風にのって」と訳すかなぁ。

というのも原詩を先日読んでみました。
素敵な詩ですね。
今、メジャーになっている日本語訳詩より
なんとなく心に浸みる感じがするのは
ちょっとは英語を学んだわたしの感性の問題でしょうか?

なんで、この詩に興味を持ったかというと
テレビのチャンネルを変えたときに
偶然、この詩の特集のような番組をやっていたわけです。
話題になっているのは知っていたので
ちょっとその番組を見てみました。

その番組を見ていて
幸せの反対は不幸せじゃなくて
不幸せの反対は幸せじゃなくて
どちらもしっかり見つめて向き合わなければいけない
ものなのかもしれないなぁと
思いました。

なんだかうまくは説明できないのだけれど
誰かが何処かで幸せなら
わたしも幸せなんじゃないかなぁ。
どうしようもなく
悲しいことや
苦しいことがあっても
この世界の何処かで誰かが
素敵な時間を過ごしているのなら
誰かが幸せならば
よかったなぁって思えて
ちょっとは自分の不幸も癒されるのかなぁ。

なんて欲のないことを考えてみました。
毎日そんな気持ちでいられるほど
わたしはご立派な人でもなく
嫉妬や欲望にがんじがらめな人間らしい人間だけれど
たまには
こんなふうに
誰かの安らぎに心を温かくしてみるのも
悪くはないかなぁ。

胸に手を当てると
思い出す大切な人がいます。
わたしは
その人の分まで
ちゃんと笑って
ちゃんと泣いて
またいつか
出会えるその日まで
生きてゆくのです。

本日の詩

2007年2月10日 ポエム
背中にしがみついた君を放っておくほど
僕は強くはなくて
たまった留守電のボタンも押せず
約束も仕事もみんな
手付かずで、バラバラで、
だけど君のこと好きになってしまったんだ。
「しょうがないよ。」と言い訳をしている
僕がいる。

四度目の氷河期

2007年2月9日 読書
ISBN:4104689033 単行本 荻原 浩 新潮社 ¥1,890

お話の内容が好き。
登場人物のキャラクターが好き。
お話全体の流れや構成が好き。
著者さんが好き。
などなど
本を好きになる理由は様々です。

わたしがこの本を好きなのは
一文一文の表現が凄く素敵だからです。
荻原さんの作品は初めて読むのですが
読んでいて小躍りしたくなるような
表現が満載なのです。

わたしは自分の書く文章のクセとからしさを
いまいち掴みきってはいないのですが
漠然と自分が目指しているものと
荻原さんの文章は近いものがあります。
今の段階では
わたしの中で文句なしの完成形とでもいうのかしら。
いや、でも
これを完成形にしちゃいけないんですよ。
わたしはこの文を超える文を書かなければいけないんです。
なんて
気を引き締めてみたりもしています。

お話の内容もわたしは好きです。
主人公のワタルと似たような感性で育ったわたしは
どこか懐かしさを感じる作品でもありました。

一文一文の表現が好きなんてふうに思った本は
初めてかもしれないです。
その文が表している意味ではなく、描く情景ではなく
まさに文そのもの。
人で言うのなら
その性格ではなく外見、容姿といったものが
本当に楽しい。
そんな感じを受ける文なのです。
無駄なく、それでいて作られた感じのしない自然体。

こうゆう気分って
好きな人とデートしている時の
気持ちと似ているのかなぁ。
なんだか嬉しくてしょうがない。

いいときにいい本に出会えた気がしています。
昨夜はなぜだか眠れなくて
朝の4:30過ぎまでちょっと
考え事をしてしまいました。

まぁ、寝言のような発想なので
別に大きな意味はないのですが・・・。

何をって言うとあの例の機械発言についてです(笑)
実はわたし、この発言に対して怒りがないのです。
どちらかっていうと
あぁ、やっちゃったなぁ〜。って感じです。
わたしが思うにあの方には他意はなかったと思います。
非常に失礼なものの言い方ですが
単純に言いたいことを的確に表現する語彙力が足りなかっただけだと思いますよ。
だから、他に言いようがなかった。
そんな気がします。
まぁ、意味がどっちにでもとれるような政治家さん特有の言い回しや、昔の有名人の言葉を引用して煙に巻くような話し方よりは
分かり易くて、突っ込みやすかったのでしょうね。

で、わたしならなんて言うんだろうって考えてみましたが
なかなかいい言い回しが見つからなかったです。
でも、あの発言に対して怒るのは女性ではなく
男性の方だと思うのですが・・・。
だって女性が機械なら男性は何?って話しになると思うのですが、どうなんでしょう?

そこでまたわたしは考えるのです。
女性が機械なら男性はおそらくその機械の操縦者。
その機械の機能が子供を生むということになると
少子化の原因は操縦者の操作ミス。
ちゃんと操作出来ないから子供が生まれてこない。
だからやっぱり
怒るのは男性陣の方ではないですか。

それに自分の奥さんを機械呼ばわりされて怒らないのって
なんか格好悪い男って感じがする。

それに女性議員が先陣切ってるのを何度か見ているうちに
こんなときだけ女性議員が活躍している姿って、
その方が女性蔑視じゃないなんて思えてきてしまう。
おまけにちょっとした集団いじめのようで
見苦しさを感じてしまう。

失言は失言として問題はあるけれど
もっと問題なのは少子化をどうするかってことでないかい?
あれだけ辞めないで頑張るって言っているんだったら
だったらその政策を教えてくれって思う。
そこにかけるものがあるから頑張るって言っているんじゃないのかしら。
それともそんな期待を政治家に求めちゃいけないのかしら。

どっちにしろ
子供を作るってことは
男だけでも
女だけでもできない
唯一、男女の力がイーブンになる瞬間だと
わたしは思う。

けれど少子化問題になると
女性がクローズアップされてしまう傾向が強いような気がする。
そこらへんを
もっと男の人は怒っていいんじゃないかなぁ。
俺たちをないがしろにするな!!って

なんてことをつらつらと
眠れぬ夜に考えていたのです。
まぁ、久しぶりに日本社会を考えてみたかなぁ。
でも本音は
わりかしもういい加減うんざりするような問題でも
考えていれば眠れるかなぁ。
なんて思っていたのに
上記のようにエキサイトしてしまったわけです。

いずれにしろ
誤解を招かず、不快を与えず
美しい日本語を使えるそんな人になりたいと
あらためて思うのでした。

言葉って難しいですね。

お手紙

2007年2月7日 日常
偶然、自分のホームページに行ったら
カウンターが1120とわたしの誕生日を刻んでいた。
ラッキー♪
で、何がラッキーなんだろう。
なんてどっかで思う自分が小憎たらしくもある。
相変わらずなひねくれ者だ。
よし。今日も元気だ。
と前置きはこれくらいにして。

先日、とっても素敵なお手紙を頂きました。
ちょっと、どたばたしてお返事を書いていないので
この場を借りてまずはお礼を申し上げます。
ほんとうにありがとうございました。
必ずお返事を書かせて頂きますのでしばしお待ち下さいね。

わたしは、筆無精です。
めんどくさいとかそうゆうのじゃなくて
なんだろうなぁ、
忘れているわけじゃないけれど
むしろ、あの人はどうしているだろう?とか
元気かなぁとか
わりと常に思っているのに
気づくと連絡を取らないのは2,3年とか当たり前だったりします。
きっともともと
世間話とかが苦手だからだと思います。
自分のこと
自分の気持ち
本当にうまく言えない人間です。
だからこそ手紙。
なんていう流れに普通はなるんでしょうが
どうゆうわけか
わたしはそうはならなかった。
そこらへんが不思議ちゃんのゆえんなのでしょうか。

ぶっちゃけてしまうと
本当の気持ちを素直に一人の相手に向けて
届けるのが照れくさいのだと思います。
出せないラブレターが多いのです(笑)

だからこんなにまめにここに綴っているのは奇跡に近いわけです。
なんだろうなぁ、
ここには秘密日記という機能があるにもかかわらず
包み隠さず連日大公開のわたしの気持ち。
(自分で書いていても痛い時があるから
きっと読んで下さる方にも痛みを与えていると
どこかで申し訳なく思っていますが、
今はどうしても綴っていきたいのです。)

読まれている、読まれていないは関係なしに
公開されている以上
自分の言葉には責任があるし
知らないところで酷く誰かを傷つけていたりするかもしれない
その重さはどうしても避けられないけれど
それを背負える勇気を
ときどき頂く、温かい言葉や優しい言葉に
もらっているような気がします。
本当に
「ありがとう」
と何度、伝えても伝えきれない想いでいっぱいです。

世界中の全ての人のHappyを願うことは
わたしの想像力ではとうてい出来ないけれど
ここを訪れて下さる方のHappyはいつも願いたいです。
かなり欲張りな願いを空に託しているものですね。
けれど
ここにあるのはわたしの心だけだから
ここで繋がった縁は大切にしたいです。

大好きな映画、大好きなアーティスト、大好きな本、大好きな詩
そこからもらったわたしの幸せは
わたしが独り占めしちゃいけないんです。

なんだか、
いつものごとくまとまりのないお話になってしまいました。
わたしの書く手紙はいつもこんな感じです(笑)
そして
結びの言葉はやっぱり「かしこ」ではなく
あなたにHAPPYを・・・Peace!!
だったりするんです。

本日の詩

2007年2月7日 ポエム
空を流れる風のように
君の側にいたい。
揺れるカーブの中
そっと眠りたい
いけないとわかっていながら
これ以上、離れることもできなくて
これ以上、君の横顔だけじゃ待てなくて
「これからどうする?」と何気なくきいてみた。
ハンドルを握ったままうなずく君が
愛しくて、切なくて、
言葉を無くしてしまったよ。
DVD 東映 2006/05/21 ¥5,460

最近、よく自分の言葉が誰のための言葉なのか
真剣に考えています。
本当に無条件で、なんの駆け引きもなく
相手のためにわたしは何かしているだろうか。
全ては自分のためだと心のどこかで思っていないだろうか。
そんな感じのことを
考えてみたりしています。

そんなときにこの映画を観ました。
わたしはドンちゃんのように生きているかなぁって
何度も何度も自分に問いかけながら観ていました。
後半でドンちゃんが絵を描くシーンがあるのですが
その時、ドンちゃんの深い想いに気がついてしまい
涙が止まらなくなってしまいました。
ドンちゃん・・・。

自分の今の心情とクロスしたタイミングで観た映画です。

エディソン・チャン、凄くいいです。
瞳の奥が深いと言うのでしょうか
何か底知れぬ深さを感じるてしまう
独特の雰囲気がなんとも言えない彼の魅力ですね。
こんな感じの役者さんを他に見たことがありません。
そして山本太郎さん。
やっぱりいいですね。なんだろう。
山本太郎さんなのに
完全にそのキャラクターを捉えているというか
そのままその人が生きていると思える程の
圧倒的な存在感で
映画の空気を締めてくれる人ですね。

“開けば開くほど汚いゴミを入れてくる。”
なんて感じの台詞があるのですが。
これが一番好きな台詞でしょうか。

なんの邪心もなく無条件で誰かのために
生きられる人でありたいと思います。
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2006/03/17 ¥3,990

実はこの映画を観ていた時に
お客さんが来ていて
居間で観ているわたし、
全然、英語が聞き取れない・・・。
字幕がついているから
自分で気にしなければ内容理解には支障がないけれど
わたしは英語を聞きたいわけで・・・。
別に完璧に理解できるわけじゃないんですけど
字幕だけを追いかけても
最近、いまいち内容が理解できないときがあって
なんだか妙な具合なわけです。

けれど幸いにして映画のお話はシンプルだったので
頭を抱えることなく観ることはできました。
ぶっちゃけ
綺麗な海の映像だけ観ていても
海が好きな人なら飽きないのでは?
なんていうくらい綺麗な映像です。
やっぱりいるの日かわたしもダイバーライセンスを取得して
海と戯れたいです。
もう何年も海に浸かっていません。
あぁ、潜りたい・・・。

部屋を暗くして
海の青さを堪能したい。
そんな映画でした。
ISBN:4344003314 単行本 リリー・フランキー 幻冬舎 ¥1,470

この本に激しい何かを求めてはいけない。
体温の低いまま読んでみるのがいい気がする。
なんとなく
ここに登場する主人公たちは
誰の心にもある
ちょっとした情けなさの化身。
そんな気がする。

奥田さんの「ララピポ」を読んでいて思い出しました。
お二人の作品とも
えぐさをオブラートに包んで
どこか優しさに転換しているような
そんな気がします。

器用に生きたいと思いがちで
そこへむかって一生懸命な人々だけれど
不器用だっていいじゃない。
生きているんだからさ。
なんて言われているような
そんな感じの本だと思います。

なんだか
おでんくんに会いたくなる
そんな気分です。

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